楠ノ木 結成二十周年記念樹 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

住吉神社の境内、

前回ご紹介した『「369のメトシエラ」記念樹』の碑と、

『「フローレンスは眠る」記念樹』の碑の近くに建てられている

「楠ノ木 結成二十周年記念樹」の碑です。

住吉神社の氏子会である住吉神社楠乃会が、

平成21年(2009年)に建てたものです。

 

住吉神社の近くに「楠乃」という地名があります。

『日本書紀』によれば、神功皇后の時代、

当地は「山田邑」と呼ばれていました。

その後、住吉神社の境内のクスノキにちなんで、

「楠村」と呼ばれるようになり、

更に後、住吉神社が長門国一宮であることから、

「一ノ宮村」と呼ばれるようになったようです。

1369年の書類には「楠村」という表記が見られるそうなので、

かなり古い地名であることが分かります。

 

碑の場所は↓こちらです。