椋野トンネルの上には、
下関市勝山から市中心部へと通じる旧道が通っていますが、
その道を勝山側から上へ登っていく途中にある
「御大典記念貯水池」の碑です。
以前、この碑の奥に貯水池があったそうです。
昭和天皇の御大典(即位の礼及び大嘗祭)を記念して
昭和3年(1928年)に造られました。
この貯水池は、現在は使われておりません。
インターネットで閲覧可能な地図の多くには
碑の奥に当たる場所に池が描かれているのですが、
下関市教育委員会が昭和61年(1986年)に発行した
『下関の記念碑(旧市内編)』によると、
その頃既に池の痕跡しか残っていなかったようです。
碑の場所はこちらです。