以前、ご紹介していない高杉晋作の木像が1体あることを
お話ししておりました。
その1体があるのが、↓こちら
東行庵にある東行記念館です。
昭和41年(1966年)に、
高杉晋作百年祭(没後100年)記念事業の一環として、
開館しました。
戦前の昭和15年(1940年)には、
「高杉記念館」が開館していたそうですが、
終戦後、GHQにより廃止となりました。
現在の東行記念館は、当初は、
東行庵による私立の博物館でしたが、
晋作の遺品の保存に関する
高杉家と東行庵との見解の齟齬を端緒に、
平成15年(2003年)には、一時閉鎖されたこともありました。
平成22年(2010年)からは、2階部分のみが
市立の「東行記念館」として運営されています。
東行記念館の1階講堂にある、晋作の木像です。
大澤福三郎氏により造られました。
東行記念館の場所は東行庵のホームページでご確認いただけます。
さて、市内には「7箇所8体」の晋作像があると
何かで読んだのですが、
これで、レリーフを除いても8体の晋作像を
このブログでご紹介したことになります。
しかし、そのうち3体が東行庵にあるので、
「6箇所8体」のような気がします。
場所の数え方の問題なのか、
それとも、他にも像があり、レリーフのみならず胸像も除いて、
全身像が8体あるということなのか、謎は残されたままです。