滝部八幡宮参道の階段の脇に建てられている、
「石段寄附人名」と題された芳名碑です。
この碑がいつ頃建てられたものなのかは確認できておりませんが、
名前の雰囲気から見て、江戸時代のものということはなさそうです。
また、名前がいろは順に並んでいます。
いろは順という並び方は、
少なくとも昭和30年(1955年)代前半には
あまり使われなくなっていたようなので、
戦前のものである可能性が高いと考えられます。
この碑も、前回ご紹介した「甚兵衛屋敷跡」の碑同様、
以前滝部八幡宮を訪れた時は撮影しておりませんでしたが、
今回ご紹介いたします。
このブログの取扱いとして、寄付者の名前が書かれているものを
碑に数えるかどうかについては、曖昧なところもあるのですが、
現時点では、少なくとも、多数の方の名前が
石に直接彫られている場合は、石碑として整理しています。
以前滝部八幡宮を訪れた時は、まだその整理に至っておらず、
石碑ではないと判断していたのだと思います。
滝部八幡宮の場所はこちらです。