徳永山 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

 

峠バス停の近く、

県道247号安岡港長府線、通称「長安線」から

ちょっと奥に入ったところにある、「徳永山」と記された碑です。

 

この碑は、大正5年(1916年)に建てられました。

徳永安兵衛という人物が、

大正天皇の即位を記念して、所有していた山林を

豊浦尋常高等小学校に寄付したことを記念したもので、

当時の長府町長・原田政佳が揮毫しています。

安兵衛自身も、大正10年(1921年)から3年間、

長府町長を務めています。

 

山の名は本来「妙見山」というそうですが、

安兵衛の徳を顕彰して、「徳永山」と呼んだものです。

現在は、市の配水場が建てられています。

 

 

場所はこちらです。