現在の下関市役所がある場所には、
元々「南部城」という城がありました。
大内氏・豊田氏と並ぶ、「防長の三大豪族」の1つ厚東氏。
その一族である厚東武道が
14世紀に南部城を建てたと言われています。
後年もこの地には城山が残っていたようで、
少なくとも、明治時代の地図には、その名を見ることができます。
以前はこの地に「城之腰町」という町名もあったそうです。
下関市役所そばにある大国神社の境内には、
「城之腰町用水」と記された石碑……というか、
元々は井戸か貯水槽だったであろうものが残されています。
明治27年(1894年)に造られたものと思われます。
平成26年(2014年)の神社の遷座の際に、
この地に移設されたものです。
場所はこちらです。