山口県下関総合庁舎のそばにある
「赤岸通り」と記された碑です。
「赤岸通り」とは、この碑の南側にある通りの名前です。
幸町公園付近からこの碑の方向に向かう、
一方通行の道路となっています。
車1台分ほどの細い通りですが、
かつては、赤間関街道北浦道筋として
多くの人々が往来した通りです。
現在でも「昭和の日本」の風情が残っている、
味わいのある通りだと思います。
さて、赤間神宮の裏側に紅石山という小さな山があります。
かつて、その山頂に、馬の形をした赤い岩があり、
そこから、下関の昔の呼び名である「赤馬関」「赤間関」の名が
付けられたという説もあるようです。
「赤岸通り」にあった岩も紅石山同様赤かったそうで、
更に、かつては海が入り込んでいたことから、
「赤岸通り」と名付けられたのだそうです。
碑の場所はこちらです。