西日本陶磁器フェスタ | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

北九州市の西日本総合展示場新館で開催されていた

西日本陶磁器フェスタに行ってきました(^∇^)

 

去年は行けなかったのですが、

今年は何とか最終日に行くことができました。

思わずいっぱい購入(^^ゞ

 

購入したものの中から、主なものをご紹介しますo(^▽^)o

 

 

 

三川内焼のピッチャー。

 

 

三川内焼は長崎県佐世保市の陶磁器です。

 

1592年に豊臣秀吉が朝鮮に兵を出し、

文禄・慶長の役が起こります。

その際、1598年に、平戸藩主・松浦鎮信が朝鮮より連れ帰った

陶工・巨関が、平戸中野村で窯入れをします。

この中野焼が、三川内焼の始まりと言われています。

 

その後、巨関とその子・今村三之丞は、領内で陶石を探索。

結果、三川内の地に落ち着いたのでした。

 

 

このピッチャーの窯元さんは、

三之丞の子で三川内焼の始祖・今村如猿を祖とする

由緒ある窯元さんなのだそうです(´∀`)

 

 

 

三川内焼の豆皿。

 

三川内焼と言えば唐子絵。

唐子絵は元々男の子だけを描くものだそうですが、

女の子の唐子絵も加えて、可愛らしくアレンジされています。

 

ここの窯元さんの唐子絵が可愛いくて、

毎年、少しずつ買わせていただいております(≧∇≦)

 

 

 

佐賀県嬉野市の窯元さんの作品。

来年の干支にちなんで、酉。

 

ここの窯元さんの作る動物たちは愛らしくて、

以前も買わせていただいたことがあります。

 

今日はこの子と目が合ってしまいました(///∇//)

 

 

 

同じ窯元さんの作品。

酉は鳥でも、ハシビロコウ。

このセンスに脱帽して、思わず購入( ̄▽ ̄)

 

それにしても、なぜ、ここ数年、

ハシビロコウがこんなに話題になっているのでしょうね(´∀`)

 

そして、ハシビロコウの頭の毛は何の意味を持つのか……(^^ゞ

ご存じの方、いらっしゃいましたら、教えてください(^∇^)

 

 

 

これも、同じ窯元さんの作品。

カエルのカード立てです。

 

 

 

七宝焼の絵。

京都の七宝焼、京七宝の作品です。

 

 

日本最古の七宝は7~8世紀、

斉明天皇の陵墓かと言われている

牽牛子塚古墳から出土しています。

七宝が日本で作られるようになったのは、

桃山時代の頃だと言われているようです。

 

京都では、桃山時代以降、

本阿弥光悦や俵屋宗達に始まる琳派の時代に発展し、

独特の進化を遂げていったそうです。

 

 

西日本総合展示場新館の場所はこちらです。