下関の難読地名4 | ねりえ日和

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本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に

下関の難読地名をご紹介するこの企画。

 

今日は旧豊浦郡編ですp(^-^)q

 

 

その1

 地名:貴飯

 読み:きば

 

 菊川町にある地名です。

 仲哀天皇が華山に登った際、村人が出した食事を喜び、

 「貴き飯」と言ったという話に由来しているそうです。

 今もブランド米「貴飯米」があります。

 

 

その2

 地名:特牛

 読み:こっとい

 

 豊北町にある地名です。

 JRの難読駅名としても知られています。

 「牝牛」を方言で「コトイ」と呼んだことに由来する、

 日本海に面した小さな入り江を「琴江」と呼んだことに

 由来するなど、諸説あります。

 ちなみに、普通名詞としての「特牛(こっとい)」は、

 「特牛(こといのうし)」のことで、

 重荷を負った“牡牛”のことを意味するそうです。

 

 

その3

 地名:杢路子

 読み:むくろうじ

 

 豊田町にある地名です。

 平安時代に諸国を放浪していた歌人・和泉式部が、

 この地で女の子を出産。

 しかし、その子を連れての旅は困難と判断し、

 付近の綿屋の軒先にその子を置き、

 ムクロジの木の杖を土に挿して

 その子の成長を祈ったことに由来すると言われています。

 

 

下関の難読地名シリーズは以上です。

また、気が向いたらご紹介するかもしれません(^O^)/