下関の難読地名をご紹介するこの企画。
今日は旧豊浦郡編ですp(^-^)q
その1
地名:貴飯
読み:きば
菊川町にある地名です。
仲哀天皇が華山に登った際、村人が出した食事を喜び、
「貴き飯」と言ったという話に由来しているそうです。
今もブランド米「貴飯米」があります。
その2
地名:特牛
読み:こっとい
豊北町にある地名です。
JRの難読駅名としても知られています。
「牝牛」を方言で「コトイ」と呼んだことに由来する、
日本海に面した小さな入り江を「琴江」と呼んだことに
由来するなど、諸説あります。
ちなみに、普通名詞としての「特牛(こっとい)」は、
「特牛(こといのうし)」のことで、
重荷を負った“牡牛”のことを意味するそうです。
その3
地名:杢路子
読み:むくろうじ
豊田町にある地名です。
平安時代に諸国を放浪していた歌人・和泉式部が、
この地で女の子を出産。
しかし、その子を連れての旅は困難と判断し、
付近の綿屋の軒先にその子を置き、
ムクロジの木の杖を土に挿して
その子の成長を祈ったことに由来すると言われています。
下関の難読地名シリーズは以上です。
また、気が向いたらご紹介するかもしれません(^O^)/