高杉東行詩碑 | ねりえ日和

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昨日 ご紹介した、東行庵の高杉晋作像(銅像)の隣にある

高杉晋作(東行)の詩碑です。


「焦心録に題す


 内憂外患吾が州に迫る

 正に是れ邦家存亡の秋

 将に回天回運の策を立てんとす

 親を捨て子を捨つる亦何ぞ悲しまん」



晋作がこの詩を作ったのは元治元年(1864年)晩秋のこと。

功山寺での回天義挙の少し前です。

晋作は、正にこの詩にあるように、

国家のためなら親や子を捨てることになっても構わないという

強い志を胸に、功山寺での挙兵に臨んだのでしょう。



なお、この碑は元々陶像 のそばにあったそうですが、

昨年、銅像のそばに移設されました。



高杉晋作像(銅像)の場所は

東行庵のホームページ でご確認いただけます。