岡十郎・山田桃作両君記念碑 | ねりえ日和

ねりえ日和

本州の西の端・下関から 石碑やモニュメントを中心に


日和山公園にある、高さ3.5mの大きな碑です。



明治半ば、日本海においてロシアが繰り広げる

ノルウェー式捕鯨法の力を目の当たりにした岡十郎は

ノルウェーを視察し、近代捕鯨法を学びます。

そして、遠洋捕鯨を提唱していた山田桃作と意気投合し、

長門仙崎に本社を、下関に出張所を置く捕鯨会社を設立。

日本海での捕鯨を開始しました。


岡・山田の2人は、日本におけるノルウェー式近代捕鯨の

先覚者なのですo(^▽^)o



下関と言えば「ふく」(ふぐ)ですが、

下関は「くじら」の街でもあります。

下関市の花はハマユウ、下関市の魚はフクですが、

下関市の動物はクジラです。


この碑の大きさが、近代捕鯨の街として栄えた下関を

象徴していると思います。


クジラを食べて何が悪い!!

日本の食文化じゃ!!o(TωT )



ちなみに、碑の篆額は毛利元昭の書。

高杉晋作像 の台座の文字と同じです。



場所はこちら です。