投票に行こう | One of 泡沫書評ブログ

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世の中にいったいいくつの書評ブログがあるのでしょうか。
すでに多くの方が書いているにもかかわらず、なぜ書評を続けるのか。
それは、クダラナイ内容でも、自分の言葉で書くことに意味があると思うからです。

投票に行こう。


若い人ほど投票に行くべきです。もし、なんらかのきかっけで、このエントリを見られた30代以下の若い世代は、ぜひとも投票に行ってください。お願いします。


その理由は以下の通りです。



・政治は投票率が高い世代の意見を反映します。「行っても意味がない」というのは既得権を持つ人たちがよく言ううそです。若い人が気づいて投票に行かせないようにしているだけです。


・無党派層(あなたです)が投票すると既存の政党は困ります。なぜなら自民党も民主党も、バックに強力な利益誘導団体がいて組織票を持っているからです。投票率が下がると組織票の力は増えます。無党派層が投票を始めるとかれらの集票システムは相対的に通用しなくなります。


・現在は老人世代の意見がより色濃く反映されています。自民党も民主党も、若い世代から金を吸い上げ、あるいは将来から金を借りて自分たちが勝ち逃げできるシステムを作ろうとしています。もちろん、これらの借金はこれから、今若いが30年後には老人になる30歳以下の人たちがこれから返していくことになります。



まあ相当単純化していますが要するにこういうことです。インターネット投票がなぜ実現しないのか、自民党と民主党の違いがわからないのはなぜか、どこに入れても社会が変わらないような気がするのはなぜか。それは、要するに既得権益を持っている層は、本当は無党派層(あなたです)が選挙に来てほしくないと思っているわけです。変わらないと本質的には意味がないということと、こうした枠組みを変えるためには、直接的には選挙しかないないということです。


あなたがもし、「選挙なんか行ってもどうせ何も変わらない」と思っているなら、今日から変わりましょう。選挙は行っても変わらないかもしれませんが、これ以外に社会の仕組みを変える方法はありません。行かなければ、現状を容認したとみなされます。あとで文句を言っても駄目です。


しかし、「選挙ってなんだか難しそう」と思った人もいるでしょう。ご心配なく。自民・民主両党の政策の違いがわからないという人も心配する必要はありません。わかったふりをしてわからない人も心配ご無用です。目的は投票率を上げることです。今回の選挙はどのみちどっちに入れても変わりませんので、新聞やテレビで議論しているような政策を評価する必要はありません。(もちろん興味があるなら積極的にするべきですが、やればやるほどどうにもならないことに気付くと思います)



ということで以下の通り、投票に行きましょう。



目的:投票率を上げること


どこに投票するか:

・自民党の政策がよいと思った人

 ・・・自民党に入れましょう


・民主党の政策がよいと思った人

 ・・・民主党に入れましょう


・その他の政党の政策がよいと思った人

 ・・・その他の政党の方に投票しましょう


・どこにも賛成できないと思った人

 ・・・白票を投じましょう


・忙しくて当日は投票に行けないと思った人

 ・・・不在者投票を利用しましょう


・どこの政策がいいかわからないという人

 ・・・白票を投じましょう


・自民党のあの人の人柄が良さそうだと思った人

 ・・・白票を投じましょう


・民主党のあの人がいい人だと親が言っていた人

 ・・・白票を投じましょう


・どうせ選挙なんて行ったって無駄だよと思った人

 ・・・次のリンクを読んでみましょう。それでも無駄だと思う場合は白票を投じましょう

   なぜ若者は選挙に行かないのか

   選挙の投票率を100%にする簡単な方法

   日本の財政は世界最大のネズミ講

   4000万円も損している日本の若者たち


・こんな国はもう、滅ぼすしかない! 今はもうスクラップ&スクラップ! と思った人

 ・・・世代間の格差解消を第一の政策として、立候補してみませんか? タイミングさえ合えば、十分当選すると思います。



選挙や政策に興味を持てるようになったら、アゴラポリシーウォッチ で政策の勉強をすればいいと思います。まずは投票して、それから勉強しましょう。それからでも遅くないと思います。