金沢*より道・坂道・さんぽ道 -3ページ目

金沢*より道・坂道・さんぽ道

金箔・雪吊り・兼六園、九州生まれの金沢人が、見て聞いてハートで感じた、みんなの知らないほんとの金沢暮らし

8月11日は四万六千日
卯辰山の観音院からは、
朝から御詠歌が響きわたります。

金沢へ観光で訪れた人々は、
ふもとの東山の町家の軒先に、
こんなものがぶら下がっているのを見て、
「?」と思った方もいるのではないでしょうか。

とうもろこし

これ、厄除けの「とうもろこし」。

毎年、四万六千日の日に、
観音院で新しく買って、
付け替えます。

四万六千日は、「しまんろくせんにち」と読みます。
この日にお参りすると、
46000回お参りしたのと同じ功徳があると言われています。
(なんて効率的!)

四万六千日が近づくと、
町中のいたるところに
こんな荒々しい筆文字で書かれたチラシが張り出されます。

四万六千日

はじめてこれを見たときは、
「なんだろう、なんかコワイな…。」
と思ったものです。

今じゃ
「ああ、今年は○日にあるのね。」
とこれで確認。

旧暦なので、毎年微妙に開催日が違うのです。

今年も例年にたがわず
8月11日は好天の炎天下。
昼間の参詣は避け、夕方少し涼し気になってから
観音院に向かいました。

山門へ向かう道は、急で曲がりくねった階段が延々と続く。

観音院参道

やっと到着。
けっこうな人だかり。
観音院2

以前は近隣の人がほとんどでしたが、
最近は観光の人もちらほら。

さっそく護摩炊き用の護摩木を購入。
一本百円なり。
護摩木

月並みですが、
息災延命」と、
当然、「良縁祈願」をばセレクト。

護摩炊きしている僧侶に渡して火にくべてもらいます。
護摩炊き

お坊さんのわき、
オジサンが足で踏んづけてる白い四角い物は
西国三十三か所の観音霊場の土を詰めた「土嚢」。

これを踏むと、そこに参ったのと同じ功徳があるといわれ…あれ、
さっきも似たようなこと聞いた気が…。
そう、
46000日参詣の功徳33カ所参詣の功徳を同時に得られるという
お得な抱き合わせ。

なんとまあ恐るべし、四万六千日!

ちなみに厄除けの「とうもろこし」は午前中で売り切れ。
常連さんはあらかじめ予約を入れておいてから
買いに来るそうです。