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インテリスタのブログ

サッカーについて勝手な事を書いています。
あくまで自己満足であり、個人の見解であることをご了承ください。

 移籍期間も終わりを告げ、各国、全陣容が軒並み決定した。リーグも始まったばかりでまだまだどうゆう結果に終わるかは予想が難しいところではあるが、今回は各国の順位を予想したく思う。もちろん少なからず偏見も含まれるため、当たる方が少ないかもしれない。しかし予想外のことが起きてこそ、サッカーとは面白いものだ。



 まず個人的に最も観戦機会の多いセリエA。現状では王者ユベントス、昨季苦杯を舐めたインテル、そしてナポリ、ASローマが安定して結果を残している。次いでフィオレンティーナとACミランというのが、現状の位置づけだ。



まずユベントスは攻撃陣にカルロス・テベスというビッグネーム、更にフェルナンド・ジョレンテ、ディフェンスにはイタリア代表アンジェロ・オグボンナを加え、昨季のリーグ制覇メンバーはほとんどが残留した。マウリシオ・イスラやファビオ・クアリアレッラも残留し、戦力として計算できるメンバーで移籍したのはエマヌエル・ジャッケリーニくらいか。いずれにせよ、昨季のメンバーから確実に戦力アップした。選手層だけを見れば間違いなくセリエA最高クラスであるが、問題があるとすれば、今季のユベントスは恐らくリーグよりもチャンピオンズリーグを主体に考えているであろうということ。昨季リーグでは圧倒的強さを見せ、今季こそはチャンピオンズリーグでいい成績を残したい気持ちは強いだろう。そうなると、チャンピオンズリーグで勝ち進めば勝ち進むほど、リーグ戦は悪く言えば後回しになるだろう。



そんな中リーグ一本で行けるのがインテルだ。昨季は近年最悪の成績を残したインテルであるが、ポジティブに考えれば今季はリーグ一本に集中できる。ユベントスより戦力が充実しているかと言えばそんなことはないかもしれないが、今季は開幕からマッザーリ監督の手腕が光る。迷いが見えた昨季のストラマッチョーニ監督とは違い、このセリエAで解任をされたことがないベテランは、確固たる戦術をチームへと教え込んだ。まだ試合の時間帯によって戦術の精度に差はあるものの、ハイプレッシングからのポゼッションサッカーは、今のところ上手くはまっている。新加入のマウロ・イカルディとイシャク・ベルフォディル、そして怪我から復帰し調子がまだ上がらないマテオ・コバチッチ。スクデット奪還のためには、この3人の活躍は必至だろう。ユベントスがチャンピオンズリーグで勝ち上がり、マッザーリサッカーがこのままの調子ではまれば、リーグ一本のインテルがスクデット最右翼といってもいいだろう。



インテルやローマと違い、開幕で躓いたのがACミランだ。カカがどこまでの活躍ができるかは計算できないが、未だ前線の若手2人の調子にムラがある。調子のいい時のマリオ・バロテッリとステファン・エル・シャーラウィはセリエA最高クラスの破壊力を誇るが、今後初戦のような出来の試合があるのなら、それは致命的だ。リカルド・モントリーボやアンドレア・ポーリといったシーズン安定した活躍を出来る選手に、イグナツィオ・アバーテやクリスティアン・サパタ、フィリップ・メクセスと守備陣も悪くない。やはり今季スクデット争いに絡むには、エムバイ・ニアングも含めた前線がチャンピオンズリーグも併せ、シーズンを通して調子を大きく崩さないことが必要となるだろう。



ナポリは今季、意外といっていいリーグの入りであった。エセキエル・ラベッシに続き昨季はエディソン・カバーニまで放出し、一昨季セリエA最高の破壊力を誇ったトライアングルは、マレク・ハムシクのみになってしまった。さらに守備の中心の一人ウーゴ・カンパニャーロ、守護神モルガン。デ・サクティスまでも放出。長年政権を握ったワルテル・マッザーリ監督までも退任した。もちろん代役としてゴンサロ・イグアインやホセ・マリア・カジェホン、ホセ・マヌエル・レイナを獲得したが、一時代の終りということは間違いなく、今季は節目の年となる。新加入選手は前任の選手と比べても遜色ないメンバーであるが、問題は長年縦に早いカウンターサッカーをやってきたナポリをラファエウ・ベニテス監督がどの程度いじるか、また既存のメンバーに新加入選手がどの程度馴染めるかだ。初戦を見る限りの個人的な見解は、現状ではベニテス監督のサッカーというよりは、マッザーリ監督のサッカーを引きずっているイメージ。イグアインとカジェホンも、チームや戦術に馴染んだというより、個人技で無理やりついていっているといったイメージだ。しかしながらスイストリオを中心に中盤センターがしっかりとしているため、シーズン通して大きく崩れることはないだろう。正直スクデット獲得は微妙なところだと思うが、上位には確実に絡んでくるだろう。



そして今季を予想する際には、名前を外すことができないのはASローマだ。今季のローマは、スクデット獲得という話は時期尚早だが、確実にリーグトップクラスの戦力は有している。不安定であった守護神にデ・サクティスを迎え、右サイドバックには実績十分なマイコン、中盤には満を持して強豪入りしたオランダ代表ケビン・ストロートマン、前線には昨季フィオレンティーナでブレイクしたアテム・リャイッチを迎え入れた。もちろん王子の活躍なくして上位進出は難しいだろうが、ダニエレ・デ・ロッシを含め、上位進出は十分に狙えるメンバーだ。今季は監督も新たに招聘し、リールを率いた戦術家、リュディ・ガルシア監督が率いる。ロマニスタがどう考えているかは分からないが、私個人としては、ローマは今季に上位進出、スクデット獲得は来季以降と考えている。しかしながらインテルと同じくリーグ一本で行ける強みはあり、所謂3強を喰うことも十分可能だろう。



それ以外で実力があるのはフィオレンティーナ、ウディネーゼ、ラツィオ、そして個人的にはパルマだと考えている。フィレンティーナはヨベティッチやリャイッチの退団もあり前線を刷新したものの、展開力に優れた中盤はそのまま、刷新した前線もマリオ・ゴメスとジュゼッペ・ロッシという実力者揃いだ。ウディネーゼは今年もアントニオ・ディ・ナターレにかかる期待が大きく、例年通り自慢のスカウト陣が発掘した若手のブレイク頼みだろう。ラツィオはミロスラフ・クローゼが昨季の活躍を、今季は怪我なくシーズン通してできれば、十分上位進出に必要な戦力は揃える。クリスティアン。レデスマは安定した活躍が期待でき、イタリア代表のアントニオ・カントレーバ、リーグきってのテクニシャンであるエルナネスを中心とした中盤は試合を作ることができる。ディフェンスにも満を持してヨーロッパへとやってきたCBディエゴ・ノバレッティを加え、戦力は充実する。パルマに関しては、開幕2連敗を喫しているものの、戦力は下位チームとしては異常に充実している。中盤にマルコ・マルキオンニ、マルコ・バローロ、更に昨季インテルに所属していたワルテル・ガルガーノを獲得した。前線はアマウリに、またしてもインテルからの新加入である天才アントニオ・カッサーノが陣取る。他にもスピードスター、ジョナタン・ビアビアニやガブリエル・バレッタなど粒ぞろいであり、上位進出は難しいにせよ、非常に面白いチームだ。



結果として今季のスクデット争いは、戦力として充実するユベントスと、期待も込めてインテルの争いになると考えている。昨季はACミランのように急激に追い上げるチームやインテルのように急失速するチームもあったため、今季は例年以上に予想が難しいが、失速する可能性が皆無なユベントスと、マッザーリのインテルがやはり強いと思う。次いで3位に予想したいのは、ASローマだ。ACミランと悩み、賭けと言う意味と、期待を込めてローマの名前をあげたい。ACミランがチャンピオンズリーグで早期敗退をするようなら話は別だが、リーグ一本のASローマ、そしてメハディ・ベナティアに期待を込めたい。5位から7位はナポリ、フィオレンティーナ、ラツィオだろう。フィオレンティーナの4位ということも考えたが、ヨーロッパリーグという舞台も戦わなければならず、ベテラン勢の体力面の不安に加え、守備面にも少し不安はある。



1位・ユベントス

2位・インテル

3位・ASローマ

4位・ACミラン

5位・ナポリ

6位・フィオレンティーナ

7位・ラツィオ



あくまで予想であり間違いの方が多いだろうが、これが今季セリエAの個人的な予想だ。本心で言えば、インテルを1位にしたいところであったが、やはりユベントスは強い。だがユベントスがチャンピオンズリーグで躍進すれば、インテルスクデットも十分ある。