インテリスタのブログ

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サッカーについて勝手な事を書いています。
あくまで自己満足であり、個人の見解であることをご了承ください。

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私は自他共に認めるサッカー馬鹿であるが、何もサッカーのみを見続けている訳ではない。
野球も見れば、テニスも見る。
No.1は圧倒的にサッカーであるが、基本的にはスポーツが好きだ。


そんな今日、錦織圭選手のツアーファイナルズについて喜ばしいニュースが届く一方、私にはどうしても憤ってしまうニュースも同時に入ってくる。
それはフィギュアスケート、羽生結弦選手の強行出場だ。


普段はサッカーの事しか綴らないが、あまりに憤る為、ここに記したく思う。
その場にいたわけではない人間の感性で書く為、その辺りはご了承願いたい。


まず大前提として、羽生選手は“絶対に出場してはいけなかった”
また羽生選手のコーチ、サポーティングスタッフは、羽生を“絶対に出場させてはいけなかった”


脳震盪であったかどうかは分からないが、脳震盪の可能性があったのであれば、絶対に出場してはいけない。
何より、命に関わるからだ。
脚や腕とは違う。“脳”に異常がある可能性があるならば、それは途端に“選手生命”から、“生命”の話へと変わってしまう。


“選手生命”に関わる怪我であれば、それは選手の責任でやればいいが、“生命”に関わればそれは話が別だ。


よくスポーツをしていると“死んでも~”、“命を賭けて~”という表現をする事もある。
しかし、これらはあくまで比喩表現であり、本当に命を賭ける状況などあるべきではない。
スポーツの為に命を賭けるという気持ちは分からなくもないが、それでも本来スポーツと命は同じ天秤にかけてはならない。


本来“命”というものは何よりも尊ばれなければならないはずだ。
結果生きていて、順位も2位だから良かったねという話ではない。


更にフィギュア界の事を考えても、プレーするべきではなかったと感じる。
私はフィギュアスケートの事を詳しく知っている訳ではないが、仮に羽生選手にもしもの事があったとしよう。
そうすれば、間違いなく数人での事前練習は見直され、多くの規定を変えなくてはならなくなる。


そして私が最も憤っている事の一つは、こういった“前例”を作ってしまったということだ。
この前例があることにより、今後他にも強行出場する選手が現れるかもしれないし、強行出場を止められないコーチがでてくる可能性もないとはいえない。
また今後今回のようなケースで辞退した選手に対して、“羽生は出場したのに”といったような世論が起こるような事は絶対にあってはならない。


これは羽生選手よりむしろ、止めなかったスタッフが問題だ。
羽生選手に“出たいか”“出たくないか”と言わせれば、“出たい”に決まっている。
それでも今回の場合、羽生選手が何と言おうと棄権させるべきだった。


よくメディアや羽生選手のファンの方は、不屈という言葉や、精神力が強いという言葉を口にする。
しかし今回のような“脳”や“命”に関わる問題で言えば、精神力とかそういう問題ではない。
精神論を持ち出すべきではない。


今回の羽生選手の一件に関しては、私は憤りばかりが残ってしまう。
確かに2位という結果は素晴らしいとは思う。
しかし、本当に羽生選手は氷上に立つべきだったのか。
私には“否”としか思えない。


結果無事だからいい、という話ではない。
顎と頭をぶつけ出血し、少なからずフラついているように見えた選手は、絶対にプレーを続行するべきではない。
脳震盪は24時間絶対安静が基本だ。
それは命に関わるからだ。
なによりもこの演技、行動を見て、「怪我を負いながらよくやった!」とか「精神力が凄い!」「不屈の精神!」など言うべきではない。
今回の一件に関して、讃えるような事があってはならないと思う。
今回の行動は賞賛されるべき行動ではなく、むしろ批判されて然るべきだと感じている。


羽生という選手はまだ若い。
フィギュアスケート選手としての未来も、1人の人間としての未来もまだまだある。
そんな中起こった今回の強行出場は、残念でならない。
今後はこのようなケースによる強行出場がないことを願いたい。
そして何より、羽生選手の無事を願いたい。