三女ちゃんが生まれる少し前から
ことあるごとに、口ぐせのように
「だってお姉ちゃんだから‼️」
と言っていた長女ちゃん。
わたしも俊も、なるべく
お姉ちゃんだから妹だからって言葉は
使わないようにしてるはずなのに。
三女ちゃんが生まれ、しばらく
お姉ちゃんハイになっていた長女ちゃん。
次女ちゃんが落ち着いてきた頃、突然
「明日スクールに行きたくない。」
って言い始めた。
そんなことは初めてだったので、
わたしも俊も心配してじっくり話を聞いてみた。
すると、
「長女ちゃんはかかがだいすきなの。だからかかといっしょにいたいの。」
同じころ、激しく愚図り泣きやイヤイヤ、わがままを言うようになった。
思い返せば次女ちゃんの妊娠がわかってから今まで、ろくに抱っこもしてあげられてなかった。
基本穏やかで優しくて物分かりがいい長女ちゃん、今まで感情を爆発させたことなんてほとんどなかった。
「お姉ちゃんだから」は
もちろんお姉ちゃんになるうれしさや誇らしさもあるけど、
同じぐらいかそれ以上に、わたしたちに甘えたい気持ちを我慢するための言葉だったんだろうなと思う。
だってまだ3歳、ほんとはとともかかもひとりじめしたいはず。
日曜日の朝、ととにふたりをお願いして
長女ちゃんとふたりきりでお出かけした。
手をつなぐと「いひひ」ってうれしそうに笑う姿、目をキラキラさせながらおやつを選ぶ姿、次女ちゃんの分も選んであげるやさしい姿、全部かわいくて。
ふたりきりの時間がめちゃくちゃ楽しかった。
(その頃ととはギャン泣きふたりを抱えてカオスだったらしいけど)
ときどきこんな時間がもてたらいいな。
あとは毎日、
次女ちゃんを寝かしつけたあとの1時間弱は
長女ちゃん(+三女ちゃん)との時間。
プリントやワーク、日本語補習校の宿題をしたり、その日次女ちゃんに邪魔されてできなかった工作や遊びを一緒にしたり。
スクールでのことをお話してくれたりもして。
じっくり長女ちゃんだけに向き合える(三女ちゃんもいるけど)わたしにとっても長女ちゃんにとっても大事な時間。
ご機嫌でスクールに行けるようになったし
愚図り泣きやイヤイヤ、わがままも
ほとんどなくなった。
そんなこんなで
カオスな日々も少しずつ落ち着いてきた。
なにより
夜9時半から朝6時過ぎまで授乳もなしで寝続けてくれる三女ちゃん、ありがとう。君のおかげで生活が回ってる。
かまってもらえなさそうやし寝るしかねぇな。
(三女ちゃん心の声)







