健やかに眠る娘を見ながら、
時々ふと思うことがある。
あと何回いっしょに眠れるかな。
あと何回いっしょにお風呂に入れるかな。
あと何回だっこできるかな。
あと何回わたしを求めて泣いてくれるかな。
こないだ産まれたはずの小さな人は、
いつの間にか自分の足で大地を踏み締め、
日々いろんな方法で喜怒哀楽を表現し、
考えていることを言葉にして伝えてくれるようになった。
成長は確かにうれしいはずなのに、
心の隅っこでさみしいのはなんでだろう。
私たちの手を離れたその後にだって、
希望や喜び、楽しみがあるのはわかってるはずなのに。
思ってるよりもうんと早く、
時間は過ぎていく。
いちばん側にいられる今この瞬間は、
多分ものすごく尊くて愛おしい時間。
そう思ってるのはきっと私だけじゃない。
平日会えるか会えないかの生活をしている俊にとって、娘といられる時間は私よりももっと貴重で尊い。
どんなに朝早くても、夜遅くても
必ず私たちが眠る部屋にこっそりやって来て、ほっぺにキスをしてくれていることを知っている。
娘の1日を報告する度、
天才!かわいすぎ!と親バカを発揮する。
娘が産まれてからこれまでがそうであったように、
この先5年間だって
誰よりもそばで一緒にいたい時間。
連れていくことがいい経験になるかどうかは、将来の娘にしか判断できない。
でも、朝起きてまず俊の姿を探し、
写真の俊にごはんを食べさせてあげ、
チャイムがなる度「とと!?とと!?」と
ぬか喜びする娘の姿を見ていたら、
1秒でも長くいっしょに過ごさせてあげたい。
どうか、これから彼女が歩む人生に
たくさんの楽しいことがありますように。
これから始まる日々の目標はただひとつ。
家族みんなが元気で楽しく過ごすこと。
もし自信をなくして
くじけそうになったら
いいことだけ
いいことだけ 思い出せ
そうさ 空と海を越えて
風のように走れ
夢と愛をつれて
地球をひとっ飛び
アンパンマン教に入信している娘に付き合ってTVを見ていたら、私たちのための歌かと思って泣けた。(情緒大丈夫?)
今後、アンパンマンたいそうは我が家のテーマソングとします。
俊のアメリカ赴任に帯同し、
カリフォルニア州サンノゼに引越します
(私と子は2人目出産後年明け渡米の予定)
渡米後は、ラフにアメリカ生活をつづります