文藝春秋 | show your smile

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昨日、本屋さんに行ってまず中身を見ようとしたのですが

 

私、本屋さんで立ち読みしたりする時

自分の見たいページを見つけるのが下手なんですあせる

今回もそうでした。分厚い本だったし

目次のページさえ、開くことができないし

たまたまなんだけど、後ろで書店員さんが品出しをしていて

あまり本を触りまくるのも申し訳ないから

そのまま、持ってレジに行きました(笑)

値段を確かめてなかったから

レジで金額を言われた時は

ちょっと躊躇しそうになったけどね

 

家に帰ってすぐに読みました。

鈴木おさむさんが書いた小説

「20160118」

 

ここからは、少し中身に触れているので

内容を知りたくなかったり、読みたくない方は

スルーしてください。

 

 

 

 

 

2016年1月18日の番組の放送時のことが

鈴木おさむさんの目線で時系列で書かれてました

あくまでも小説なんでしょうけど

読んでいると、その時の彼らの姿が目に浮かんで

苦しくなって、途中で読むのを辞めようかと思ったりもしました

 

あの時の彼らの言葉は

やはりシナリオがあったのですね

そうなのかなと思うところもあったのですが

やはりそうだったのだとも

 

言葉を考えてたのは

大きな事務所のトップの方

彼女にとって誰かを悪にするのが正義だった

 

「長いものに巻かれろ」という言葉があるけど

TV局も、スタッフも、そしてメンバーでさえも

長いものに巻かれるという選択肢しかなかったことが

読んでいて辛かったですね

 

でも、この話を読んで良かったと思うのは

彼らは、やはり素敵な人たちでした

このグループのファンになって良かったし

今でもやはりグループのファンでもあります

 

20ページからなる小説

続けて2回読みました

2回目を読んだ時、ラストの2ページあたりでは

なぜか、涙があふれていました

 

あの時から6年経って

鈴木さんはテレビもメディアも変わったと

書いてありましたが

時代も変わっていってるのだとも思います

 

今は、タレントも応援しているファンも

自分のやりたいことや応援している気持ちを

発信することができたりします

そういう声を彼らをサポートする側の人たちは

どんどんと目を向けて欲しいですね

それが、タレントやファンが辛い思いをする

出来事が減っていくのではと

私なりに思ったりしています。

 

 

読むのは随分迷いましたが

さっきも書いたけど、私は読んで良かったです

今の彼らが前に進んでいるのを見てるから

過去のこととして、読むことができた気がしています

 

あくまでも小説ですけどね