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ネフローゼ病院食のブログ

ネフローゼ症候群になったら、どのような病院食を食べるのかを主に記録していきます。また自分の入院日記も兼ねています。
基本スペックは、年齢30代後半、性別は男、身長156cm、体重はネフローゼ発覚時72kg(身長に基づく標準体重は53.5kg)です。

入院26日目

体温 36.4℃
体重 54.55㎏
血圧 138-88(正常高値-正常高値) 
脈拍 71(正常)
血糖 未計測(月・木のみ)

料理名は「ステーキ」だが、薄切り肉を焼いただけだな。まあメシに合ってたから何でもいいけど、牛肉をまともに食べたのは久しぶりな気がする。

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午後3時 癒し系女医YS先生の回診。退院時の注意事項について説明。
 ・駅とか電車とか、人混みには十分気をつけること。
 ・人混みに入る時はマスク、入った後はうがいは忘れずに。
 ・車に乗って親戚の家に行ったりするのは大丈夫。
 ・筋肉が落ちているので、自転車などは筋肉が回復するまで思ったよりつらいかも。

入院中ほとんど運動していないから、筋肉の劣化が気になる。ふくらはぎなんかは筋肉が落ちて、プヨプヨ状態である。無理をしない範囲でリハビリを少しずつしていこう。

また免疫力低下も気になる。軽症で済んでよかったけど、インフルエンザにあっさりかかってしまったし、免疫グロブリンが戻るまではしばらく我慢だな。人が密集する飛行機とかも無理そうだし、海外旅行もしばらくは我慢せざるを得なさそうだ。


その後、事務の女性が退院手続きの書類、看護師さんが次回外来までの薬を持ってきてくれた。
入院26日目

体温 36.7℃
体重 54.55㎏
血圧 121-88(正常-正常高値) 
脈拍 82(正常)
血糖 未計測(月・木のみ)

こころなしかいつもより鮭が大きかった気がするw。メシに合ってウマウマ。

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午前10時30分 主治医のハキハキ若手女医МS先生の回診。血液検査と随時尿の検査の結果を持ってきてくれる。
 ・数値は全般的に改善。
 ・腎臓も機能している。
 ・明日、退院しても大丈夫です、とのこと。

午前11時00分 医学部腎臓内科ナンバー2の地位にあるイケメン教授が若手医師を何人か連れて回診
 ・むくみチェック→問題なし
 ・体重も安定しているし、退院しても問題なし、とのこと

遂にこの日がやってきた。他の人のブログとか見ていて、1ヵ月半くらいの入院は覚悟していたが、1ヶ月で退院できた。予想以上に順調に回復したなあ。

【血液検査】

TP 総タンパク(基準値6.7~8.3)
・血液中の総たんぱくの量を表す。
・数値が低い場合は栄養障害、ネフローゼ症候群、がんなど。
・高い場合は多発性骨髄腫、慢性炎症、脱水など。

 2月04日 4.2
 2月05日 3.9
 2月07日 4.3
 2月10日 3.9
 2月12日 3.8
 2月15日 4.6 
 2月18日 5.1
 2月22日 5.3 
 2月26日 5.8 
 3月01日 6.0 改善

ALB アルブミン(基準値4.0~5.0)
・血液蛋白のうちで最も多く含まれる。
・アルブミンは肝臓で合成。
・血液の浸透圧調整や体外物質の保持・運搬機能。
・肝臓障害、栄養不足、ネフローゼ症候群などで減少。

 2月04日 1.3
 2月05日 1.6
 2月07日 2.0 
 2月10日 1.5
 2月12日 1.5
 2月15日 2.0 
 2月18日 2.4 
 2月22日 2.6
 2月26日 2.8 
 3月01日 3.1 改善

UN 尿素窒素(基準値8.0~22.0) 
・体で使われた物質の老廃物の一つ。
・尿素由来の窒素量を示す単位であり、血液検査では、主に腎機能の調査をする際に用いられる検査項目。
・腎臓機能が低下した場合、老廃物の排出能力が低下。

 2月04日 36
 2月05日 37
 2月07日 35
 2月10日 29
 2月12日 23
 2月15日 19
 2月18日 20
 2月22日 18
 2月26日 14
 3月01日 15 基準値内

CRE クレアチニン(基準値0.60~1.10)
・アミノ酸の一種であるクレアチンが代謝されたあとの老廃物。
・筋肉量が多いほどその量も多くなるため、基準範囲に男女差がある。
・腎臓でろ過されて尿中に排泄される。
・数値が高いと、腎臓の機能が低下していることを意味する

 2月04日 2.06 
 2月05日 2.19   
 2月07日 1.90  
 2月10日 1.49  
 2月12日 1.03  
 2月15日 0.91 
 2月18日 0.92 
 2月22日 0.94 
 2月26日 0.85 
 3月01日 0.86 基準値内 

eGFR 推定GFR (基準値90以上)
・腎臓にどれくらい老廃物を尿へ排泄する能力があるかを示す。
・この値が低いほど腎臓の働きが悪い。
  ステージ1(正常) GFR≧90
  ステージ2(軽度低下) 90>GFR≧60
  ステージ3(中等度低下) 60>GFR≧30
  ステージ4(高度低下) 30>GFR≧15
  ステージ5(末期腎不全) 15>GFR

 2月04日 31.2 中等度低下 
 2月05日 30.6 中等度低下  
 2月07日 34.1 中等度低下 
 2月10日 44.5 中等度低下
 2月12日 66.6 軽度低下 
 2月15日 76.3 軽度低下
 2月18日 75.4 軽度低下
 2月22日 73.6 軽度低下
 2月26日 82.2 軽度低下
 3月01日 81.2 軽度低下

UA 尿酸(基準値3.6~7.0)
・尿酸は血液中では尿酸塩という針状の結晶として存在し、健康な人の場合、その75%は腎臓の糸球体でろ過されて尿中に排泄され、残りは胆汁とともに便中に排泄される。
・ところが腎臓に障害があると血液中の尿酸が増え、飽和状態になると足の親指のつけ根やくるぶしの関節などに沈着して痛風結節をつくり、突然激しい痛みを伴う痛風発作が起こる。

 2月04日 5.5 正常  
 2月05日 5.9 正常  
 2月07日 6.0 正常  
 2月10日 6.6 正常 
 2月12日 5.1 正常  
 2月15日 未測定 
 2月18日 4.2 正常 
 2月22日 4.2 正常
 2月26日 3.0 基準値未満
 3月01日 3.6 正常 

CHO 総コレステロール(基準値128~219)
・コレステロールが多くなると、血管壁にへばりついて離れず、しかも分解されにくいので動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞の原因にもなる。
・糖・脂質代謝に異常をきたす疾患を推測できる。

 2月04日 715 異常  
 2月05日 546 異常  
 2月07日 556 異常  
 2月10日 554 異常 
 2月12日 512 異常  
 2月15日 未測定 
 2月18日 510 異常 
 2月22日 442 異常
 2月26日 366 異常
 3月01日 326 改善中  

TG 中性脂肪(基準値30~149)
・中性脂肪は脂質の一種で糖質、炭水化物、動物性脂肪などがおもな原料として肝臓で作られる。
・血液中の中性脂肪が多くなると動脈硬化性疾患の原因となる。
・肥満との関連が強く、中性脂肪と肥満度は比例する。肥満や食べ過ぎ、運動不足、飲酒により中性脂肪の値は高値になります。

 2月04日 589 異常  
 2月05日 269 異常  
 2月07日 369 異常  
 2月10日 264 異常 
 2月12日 212 異常  
 2月15日 未測定 
 2月18日 152 異常 
 2月22日 153 異常
 2月22日 100 基準値内
 3月01日 117 基準値内 

LDLコレステロール(基準値140未満)
・LDLコレステロールは体内の血管などにコレステロールを運搬する働きがある。
・そのため、既に血管にコレステロールが多く付着している場合であっても、LDLコレステロールが多い場合さらにコレステロールを血管に補給し動脈硬化などを引き起こす原因となる。
・LDLコレステロールはの値が高い場合、狭心症や心筋梗塞、脳梗塞、大動脈瘤、抹消動脈硬化症などの疾患リスクが高まる事が明らかとなっている。

 2月04日 385
 2月05日 未測定
 2月07日 未測定
 2月10日 未測定
 2月12日 357
 2月15日 360 
 2月18日 未測定
 2月22日 290 改善傾向
 2月26日 未測定
 3月01日 204 改善傾向

Na ナトリウム(基準値138~146)
・尿量が減少すると、体内のナトリウムが薄まって低値になる。

 2月04日 135
 2月05日 135
 2月07日 136
 2月10日 137
 2月12日 135
 2月15日 132 
 2月18日 133
 2月22日 134 
 2月26日 137 基準値未満
 3月01日 136 基準値未満

K カリウム(基準値3.6~4.9)
・体内のカリウムは尿から排出。
・腎機能が低下すると高値が出る。

 2月04日 3.8
 2月05日 4.2
 2月07日 3.8
 2月10日 3.5 
 2月12日 4.0
 2月15日 4.2 
 2月18日 3.9
 2月22日 3.4
 2月26日 3.8
 3月01日 3.7 正常 

IgG 免疫グロブリンG (基準値870~1700)
・血液中に最も多く含まれる免疫グロブリン。
・種々の抗原(細菌、ウイルスなど)に対する抗体を含んでいる。
・ネフローゼにかかると少なくなる。

 2月04日 137
 2月05日 未測定
 2月07日 未測定 
 2月10日 未測定  
 2月12日  95 
 2月15日 未測定 
 2月18日 未測定 
 2月22日 231
 2月26日 未測定
 3月01日 未測定

【尿検査】

随時尿蛋白
 2月04日 12.14
 2月07日  7.76
 2月26日  0.08 正常
 3月01日  0.10 正常

尿蛋白/Cr比(基準値0.15未満)
・尿中のクレアチニン1gあたりのタンパク量
・3.5g以上でネフローゼ判定

 2月04日  9.93
 2月07日 13.26
 2月26日  0.08 正常
 3月01日  0.10 正常
入院26日目

体温 36.7℃
体重 54.30㎏
血圧 134-81(正常高値-正常) 
脈拍 82(正常)
血糖 未計測(月・木のみ)

今日のサラダは、ブロッコリー+カリフラワーと以前は最高に嫌いだったものだが、最近は淡々と食すw

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昨日は隣のボケ気味爺さんが、夜ずっと爆睡してくれてたので静かだったな。寝息は大きいけど、いびきはかかないタイプなので助かるw。でも朝になったら、変な夢でも見ていたのか、「○○さ~ん」と看護師さんでもない人の名前を叫び始めた。病気での異常行動は仕方ないのだが、異常行動を起こされると、こっちも微妙に胃の辺りに痛みというほどではないけどストレスが走るので何とか落ち着いて欲しいな。


【深夜日記】

○22時 睡眠導入剤ロヒプノール1錠+水200mL

○22時~1時 睡眠(3時間睡眠)
  ★睡眠導入剤ロヒプノールは、寝付きは良いが長時間効かないようである。
  ★睡眠中、尿で2度目がさめる
    ・23時00分→300mLの尿
    ・00時20分→250mLの尿

○1時起床時点の数値
  ★体温 36.7℃
  ★体重 54.65kg
  ★血圧 134-81
  ★脈拍 82
  ★体調 好調

○3時 看護師さん見回り→体調良好と報告

○3時30分~5時00分 いつの間にか睡眠→昨日から合計4時間半睡眠
  ★体温 36.7℃
  ★体重 54.30kg
  ★血圧 133-87(正常高値-正常高値)
  ★脈拍 81
  ★体調 好調

○6時00分 起床


昨日から最後の24時間蓄尿がやっているんだけど、最後くらいは良い水を飲もうと思って、いつもは水道水や病院が配給してくれるお茶を飲んでいるんだけど、ミネラルウォーターを買って飲んだ。銘柄はサントリーの「天然水・南アルプス」である。まあ、特に銘柄にこだわりはないんだけど、病院内のコンビニに置いてあるミネラルウォーターはほとんどこのサントリーの天然水なので、ほぼ選択の余地がなかったw

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まあ、結局、取水した分はきっちり尿で出ているようなので腎臓は起きているようだ。また、尿に泡立ちは見た目見られなかったし、良い色の尿だったと思うので、24時間蓄尿で良い数字が出ることを期待したい。

【最近1週間の尿量・飲水・体重推移】
(注)締め時間は、尿量・飲水は朝6時~翌6時 体重は翌6時
2月22日 尿1900ml 飲水1700ml → 54.60kg(-0.10)
2月23日 尿1590ml 飲水1500ml → 54.55kg(-0.05)
2月24日 尿2050ml 飲水1700ml → 54.50kg(-0.05)
2月25日 尿2110ml 飲水1400ml → 54.25kg(-0.25)
2月26日 尿1520ml 飲水1500ml → 54.35kg(+0.10)
2月27日 尿1350ml 飲水1300ml → 54.20kg(-0.15)
2月28日 尿2020ml 飲水2200ml → 54.30kg(+0.10)


2月28日 病院の管理栄養士さんから指導を受けた内容

1.1日のエネルギーの50~60%は炭水化物(糖質)から取る必要がある。

 (1)自分の食生活にあった主食の種類と量を決める。

  ①「ゆめごはん」などの低たんぱく食品を取り入れることにより、主食に含まれるタンパク質を抑えることができ、副食に多くまわすことにより食事に変化をもたせることが大切。

  ②小麦製品の「食パン」や「うどん」などは、エネルギー量の割にタンパク質が多い。麺類の場合は、汁に含まれる塩分量も要注意。


2.いも、野菜、果物など比較的タンパク質の少ない食品の摂取量を決める。

 (1)いも、野菜、果物はビタミン、ミネラル繊維が豊富な食品。

 (2)タンパク質を含んでいない油脂や砂糖から、効果的にエネルギーをとる。但し、カリウムが制限されている場合、生のいも、野菜、果物の量には注意が必要。


3.魚や肉類などのタンパク質性食品は、「1の主食」と「2の野菜など」に含まれているタンパク質を除いた量になるように調整する。


 (1)タンパク質3gを1単位として管理し、「腎臓病食交換表」などから一日にとることのできる食品量(単位)を選ぶと分かりやすい。

 (2)同じ食品にこだわらず、色々な食品から選ぶことにより、食事を楽しみながら取ることができるようになる。(肉・魚・卵などのような良質なタンパク質を含む食品の割合を多くする)


4.一日に摂取すべきエネルギーで、「1の主食」、「2の野菜など」、「3の魚・肉類などのタンパク質性食品」から得られたエネルギー量では不足する量を、エネルギー調整食品などから摂取する。

 (1)まず、主食をもう少し増やせないか見てみる。

 (2)朝食がパンの場合、ジャム、マーガリンなどが増やせないか見てみる。

 (3)タンパク質を含まない油脂、砂糖が増やせないか見てみる。

 (4)エネルギー調整食品から、不足分のエネルギーが取られるように食品を選ぶ。
2月28日 病院の管理栄養士から受けた「減塩食を美味しく食べるコツ」

 (1)漬物の量を減らす、できるだけ食べない。

 (2)佃煮、梅干し物などを控える、取らない。

 (3)練り製品(かまぼこ・ちくわ・はんぺん等)やハム・ソーセージ・ベーコンなど加工保存食品を取り過ぎない。

 (4)味噌汁を控える。味を薄くし、量を半分に減らす。

 (5)醤油を出し汁で薄めて使う。

 (6)味のついているものに食卓塩や醤油をかけない。

 (7)醤油、塩を使う煮物やおひたしを、フライ・天ぷら・炒め物に変える。但し糖尿病の場合は、油脂の使用量に注意が必要。

 (8)すき焼きを水炊き・しゃぶしゃぶなどに変える。

 (9)すし飯、味付けご飯、どんぶり物は控える。

 (10)麺類の出し汁をは残す。

 (11)香辛料をうまく使い、塩分を控えるようにする。

 (12)かんきつ類(レモン・ゆず・だいだいなど)や酢の酸味を利用した料理を多くする。

 (13)香りのある野菜(みつば、セロリ、あおねぎなど)やピーナツ、海苔、花かつおなど風味のある食品を利用する。

 (14)砂糖、醤油、塩などの使用を控え、材料の旨みを生かす。

 (15)牛乳を使った料理(グラタン、クリーム煮など)を利用するのもよい。

 (16)インスタント食品を控える。
   ・インスタントラーメン 100g(1食中)→塩分6.4g
   ・カップうどん→塩分6.9g
   ・ぎょうざ(冷凍食品)→塩分1.2g
   ・ミートソース(レトルト)→塩分1.5g
   ・トマトジュース

入院25日目

体温 36.7℃
体重 54.85㎏
血圧 138-94(正常高値-Ⅰ度高血圧) 
脈拍 76(正常)
血糖 118(月・木のみ)

鶏肉のピーナッツバター焼きなるものは、なかなかメシに合って美味かったな。ブロッコリーは慣れてきて普通に食えるようになったけど、グリーンピースは相変わらず好きになれないw

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午後2時00分 栄養指導室で管理栄養士による栄養指導を受ける。

1.腎臓内科主治医МS先生の所見「蛋白60g・エネルギー2000kcal・塩分6g」が基本方針。
 
2.最初に入院前の食事状況を聞かれる。振り返ると、朝食抜き、ファーストフード・外食しまくり、夜食食べまくり、濃厚な味付け大好き、とあまりにも不健康な食生活を報告して恥ずかしかったw。

3.指示された栄養量を長い間上手に楽しく守るための食事量の決め方。
 (1)1日のエネルギーの50~60%は炭水化物(糖質)から取る必要がある。
    →低蛋白食品が有効。主食の蛋白を減らせば、副食が豊かにできる。
 (2)芋・野菜・果物など比較的蛋白の少ない食品の摂取量を決める

 (3)魚・肉類などの蛋白質性食品は(1)と(2)のタンパク質を除いた量に調整

 (4)一日に摂取すべきエネルギーで(1)、(2)、(3)のエネルギーで不足する場合はエネルギー調整食品などで調整する。

4.塩分は1日6gが目標。減塩食を美味しく食べるコツ
 (1)漬物の量を減らす、できるだけ食べない。
 (2)佃煮、塩干し物などを控える、取らない。
 (3)練り製品(かまぼこ・ちくわなど)やハム・ソーセージなど加工保存食を取り過ぎない。
 (4)味噌汁を控える。味を薄くし、量を半分に減らす。
 (5)醤油を出し汁で薄めて使う。
 (6)味のついているものに食卓塩や醤油をかけない。
 (7)煮物やおひたしをフライ・天ぷら・炒め物に変える。
 (8)すき焼きを水炊き・しゃぶしゃぶなどに変える。
 (9)すし飯、味付けご飯、どんぶり物は控える。
 (10)麺類の出し汁をは残す。
 (11)香辛料をうまく使い、塩分を控えるようにする。
 (12)かんきつ類や酢の酸味を利用した料理を多くする。
 (13)香りのある野菜やピーナツ、海苔、花かつおなどを利用。
 (14)砂糖、醤油、塩などの使用を控え、材料の旨みを生かす。
 (15)牛乳を使った料理(グラタン、クリーム煮など)を利用
 (16)インスタント食品を控える。

5.模範献立として一週間分のレシピをもらう。


昼間、隣のベッドの爺さんが興奮して、ずっと意味不明のことを叫び、ナースを呼びまくって、ナースを困らせて大変だった。患者は物分りの良い大人しい人ばかりではない。病気などで正常な判断力や行動ができなくなってしまった人も多い。医者や看護師もストレスの溜まる大変な仕事だなと改めて思った。


午後7時00分 主治医の若手女医МS先生がやってきて、退院日の打ち合わせ。明後日の土曜日に退院にしましょう、と日程が決まる。まあ、明日の金曜日に血液検査があと1回あるけど、今までの数値から劇的に悪くなっているはずはないので、土曜日にそのまま退院できると予測しているw。


また下剤なしで普通に便通があったw。ステロイドを減らした影響かな。普通に快便できるということがどれほど幸せでホッとするか、入院して便秘を経験するとよく分かるw。
入院25日目

体温 36.6℃
体重 55.00㎏
血圧 122-91(正常-Ⅰ度高血圧) 
脈拍 71(正常)
血糖 100(月・木のみ)

やっぱりカレイは骨がいっぱいあって食いにくいな。身も柔らかすぎて、あんまり魚を食っている感じがしないし。まあメシには合うけど。

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午前9時00分 シャワー

午前9時20分 胸部レントゲン1枚

午前11時50分 癒し系女医YS先生の回診
 ・体調確認→絶好調と報告
 ・喉の視診→特に問題なし
 ・胸の聴診→特に問題なし
 ・週末にも退院可能→主治医の若手ハキハキ女医МS先生が出張から帰ってきたら、退院日を打ち合わせましょうととのこと。

午後12時10分 医学部講師WS先生(よく回診に来る先生の中では一番偉い人)の回診
 ・クレアチニンも0.85まで下がってきて無事回復
 ・あとは主治医の先生と退院日を打ち合わせしてくださいとのこと。

あと今日の昼1時~明日の昼の1時までラストチェックの24時間蓄尿が始まる。これでいつも通り完全寛解なら完璧っぽい。

遂に退院が近づいてきた。病院生活も快適だったが、今後の自主自律を考えると早めに退院して、自分で食事管理ができるようにならないといけない。一番早く退院できる日に設定してもらおう。

昼のネットニュースでインフルエンザ薬「リレンザ」でアレルギーショックを起こして死んだ人がいるらしい。俺も病院でインフルエンザにかかったとき、吸入してたけど何も起きなくてよかったw

「リレンザ」で3人がショック、1人死亡
入院25日目

体温 36.6℃
体重 54.20㎏(-0.15)
血圧 131-94(正常高値-Ⅰ度高血圧) 
脈拍 67(正常)
血糖 70(月・木のみ)

今日も朝から大好きなものばかりでテンションアップ!

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体重は最低記録を更新して54.20g。まあ、いつも通り誤差の範囲内の減少だなw

【最近1週間の尿量・飲水・体重推移】
(注)締め時間は、尿量・飲水は朝6時~翌6時 体重は翌6時
2月21日 尿2370ml 飲水1900ml → 54.70kg(-0.55)
2月22日 尿1900ml 飲水1700ml → 54.60kg(-0.10)
2月23日 尿1590ml 飲水1500ml → 54.55kg(-0.05)
2月24日 尿2050ml 飲水1700ml → 54.50kg(-0.05)
2月25日 尿2110ml 飲水1400ml → 54.25kg(-0.25)
2月26日 尿1520ml 飲水1500ml → 54.35kg(+0.10)
2月27日 尿1350ml 飲水1300ml → 54.20kg(-0.15)

【昨日の深夜の日記】
○19時30頃~21時30分ごろ 睡眠薬なしで睡魔→ウトウト仮眠
○22時 ロヒプノール1錠服用+水200mL→寝付きは非常に良い。
○0時30分 トイレで目覚める(尿190mL)
○1時頃~、左隣の老人のベッドで少し騒動があったせいか、以来眼がさえる。
  【1時時点の状況】
    ・合計 5時間30分くらい睡眠(19時30分~1時)
    ・体温36.5℃
    ・体調は至って良好
    ・喉も、昨日に比べると調子が良い気がする
     →ただ咳は完全解消してないので、
      一応ガーグル1回、トローチ1錠を服用
○2時ごろ また隣の爺さんがナースコール。その後1時間ごとのこの爺さんはナースコール。
○4時ごろ 看護師さんが体調確認に来てくれる
 →昨日は早めに寝て5時間半は寝てるし、体調も良いし、問題ないと報告。
○6時ごろまで GYAOで「北斗の拳」を見たり、ネットサーフィンしたりしてくつろぐ。

【懸念事項】
○22時に寝る前、うっかりコンタクレンズをつけたまま、高眼圧剤ミケランをさしてしまったなあ。まあ1回くらい大丈夫だろw
病気になる前、献血時の血圧測定は「150-100」で高血圧気味だった。これが腎臓に負担をかけ、今回ネフローゼに至った一因であるのは間違いないだろう。

病気になった後、家では手首式の血圧計を使ってたけど、色々調べると上腕式の血圧計を買ったほうが良さそうだな。4500円くらいでアマゾンで買えるし、買うことにしよう。

オムロン 上腕式デジタル自動血圧計 HEM7051/オムロン

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【血圧測定の基本】

1.上腕血圧計を選ぶ。

2.朝と晩に測定
  ・朝・・・起床後1時間以内、朝食前、服薬前
  ・晩・・・終身直前

3.トイレを済ませ、1~2分座ってから測定

4.週に5日以上測定した結果を主治医に見せる。

日本高血圧学会推奨測定方法
http://www.jpnsh.org/data/selfmonitoring.pdf

日本高血圧学会治療ガイドライン
http://www.jhf.or.jp/a&s_info/guideline/kouketuatu.html
入院24日目

体温 36.5℃
体重 54.65㎏
血圧 128-85(正常-正常高値)自己測定 
    138-95(正常高値-Ⅰ度高血圧)看護師測定
脈拍 79(正常)自己測定
    65(正常)看護師測定
血糖 未測定(月・木のみ)


夕飯はトンカツが出たw。トンカツなんてあまりにも久しぶりすぎて、さすがにテンションアップ。ご飯との相性も抜群。まあ50gくらいしかない肉だろうけど、満足度は非常に高い。

$ネフローゼ病院食のブログ

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