あるドキュメンタリー映画で、
宇宙の写真を目にした。
そしてその美しさにすっかり心を奪われてしまった私。
宇宙のことをもっと知りたいと、
図書館で巨大で分厚い「美しき宇宙の図鑑」
という本を借りてきた。
先日ネパール人の友人に
「今一番やりたいことは?」と訊かれた。
私は迷わず「美しい夜空の星を見たい。」と答えた。
すると友人は
「まだ学生の頃、田舎の村で昼間は田んぼの手伝いをして
夜になると友達と草むらに寝転んで、夜空を見た。
他にやることがなかったからね。」と話してくれた。
友人の山あいの村を訪ねた時、
確かに夜になると村には電灯はなく
本当に真っ暗になった。
電信柱は1本もないので、あたりまえなのだが。
唯一あるのは生まれたばかりのひよこたちが
寒さで凍えないようにと、裸電球を灯した
小さな箱から漏れる明かりだけだった。
そんな真っ暗な中で見た
ネパールの山あいの夜空は
どんなにか美しかったであろう。
満天の星だったに違いない。