こんにちは。
自然エネルギー推進協会の穴田です。
1月20日に開催されました自然エネルギー普及勉強会ですが、
色々なご意見を頂きながら、普及の担い手である企業様にとって
どのようなサービスが必要なのかを現在模索している段階です。
模索する中で私たちは、マーケットの状況を把握しなければなりません。
東日本大震災以降、特に感じるのは、エンドユーザーの購買姿勢に
明らかな変化が見られるという事です。
太陽光発電が再度注目され、伸び始めた2009年は、購買を決める人の
多くは、販売サイドの思考の誘導や提案内容に対して、ある程度短期間に
意思決定を下すケースが多く、相見積もまだ少なく、資金的にゆとりがあり、
ある程度新しいものが好きな方が購入を決められていました。
ところが、今年度住宅用は普及率3%を超え、既に次の購買層に移りつつあると感じます。
住宅用のケースでは、今検討されている方の大半は、相見積りで、所得層も幅広く
既に太陽光の事をある程度勉強されてご存じの方がかなりの比率になっているように感じます。
販売する営業マンよりお客様の方が知っているケースも多く、
販売サイドにとっては、非常に厳しい時代に突入してきていると思います。
これからますます、販売側にとっては、知識を身に着け、情報を収集する事が
重要になってきています。
また、商品の差別化が難しい中で、商品提案に対する明確な根拠と
価格競争力も非常に重要な要素になっているように思います。
普及サイドのレベルアップを図る事が、業界にとっては不可欠だと思いますので、
次回の勉強会も内容を更に充実させて、すぐに役立てて頂けるような内容にして
参ります。
お時間のある方はぜひご参加ください。
穴田