たまに妻の使っているちょっと良いシャンプーやリンスで頭を洗い背徳感を得ているようへいです。

ボタニカルとかなんだかんだ書いてました。

【雪の中走ったゾ】
先日「梅の里クロスカントリー」というマラソン大会があり、小1の息子と2人で2.5キロのマラソンに参加してきました。

当日はまさかの雪、雪、雪。

最悪のコンディションの中、「中止じゃなかったら行くか〜」という感じで当日行ったらバンバンやる感じで驚きました!!

エントリー数も半分くらいはキャンセルが出たみたいですが、ちょっと前から公園で練習したり前日は同じコースを走ってみたり色々やってたので軽い気持ちで参加しました。

走るコースは住宅街を抜け、けっこうな上りの坂道、その後に平らな道を走ってまたけっこうな下りの坂道を抜けて渋滞街を走りゴールとなります。

よーいドン!と例のスタートの合図が鳴り響いた時には先頭集団に陣取っていて、スタートして300mくらいで完全に息子が息を切らし参っていましたw

先頭集団の猛者達と同じ感じで走ったことにより明らかに疲れていますw

「完走することが大事だから、競争じゃないから」と父として優しく前を走る息子の背中に声をかけます。
#今年のベストファーザー賞候補

そんな疲れ切った中迎えた地獄の上り坂。

走っている息子が
「お父さん、手が寒いから手袋ある?」と聞いてきます。

「あるよー」と言いながらポケットから預かってた息子の手袋を渡します。

そんな私も極寒の中で手の感覚がありません。

こんなに手袋の必要性を感じた日はありませんでした。

マラソン大会に参加してる親子というよりはもはや、雪山で遭難しかけてる親子みたいな会話をしつつ登りきりようやく平らな道。

沿道の知らない人達の声援、人生で初めて受けましたが嬉しいものです。この寒い中死に物狂いで走る親子に向けられる声援、皆さんと握手をしたいくらい嬉しかったです。
#本当にパワーになる
#握手で手を温めたい

そしてようやく下り坂、残り1.2キロくらいでしょうか、息子がいきなり振り返り
「お父さん、この前は無理だったけど今なら行けそうな気がするから行くね!」と謎の宣言を放ちみるみる先に走って行きました。

完全に置いてかれる父。
#老いて枯れる
#引用元スキマスイッチ

たまーにあるんです、息子がこういう時。

算数の宿題をやりながら、「この前は分からなかったけど何か分かった気がする!」そう、急に彼の頭の中で点と点が線になり爆発する瞬間があります。そっからはめちゃめちゃ強いんです。

マラソンも同じように前にいる親子をどんどん抜かし息子は先に行ってしまいます。

やばい、このままじゃ距離を埋められない!と内心焦りました。
#寒すぎてそろそろ足の感覚もない

そうこの親子マラソン、ゴールする時に条件がありました。それは『親子で手を繋ぎながらゴールすること』

ゴール前で息子に待ってもらうのは面目ない、そう思い父もまだ1キロ近くあるのにラストスパートをかけはじめます。

下り坂を終えまた住宅街になり、遠かった息子の背中がだんだん近づいてきました。

まだまだ親父超えはさせん!
ワシの屍を超えていけ!

そんな事は1ミリも思わなかったのですが、急に父の心の奥底に眠ってた負けず嫌いが発動しました。

さっきまで「競争じゃないから」と言っていたくせに、残り300mになるとただの競争としか思えなくなってきました!

「ほら行くよ!!」と息子を追い越し、鬼のプレスをかける時の前田大然ばりに走りました。
#やっぱり手は寒いまま

遠くになる息子、でもゴール前で息子を待つのは息子の気持ちを踏みにじりそうで嫌だなーと、最後の最後に残っていた僅かな父親の気持ちがゴール100m前で出始めました。

「よし!」

ちょっとペースを落としてこっから手を繋いでしまおうと息子の手を奪いゴールゲートに走りました。

もう終電に走り込むくらいのスピードで2人でゴールしました。

あとあと動画で見たらぬいぐるみのように父親に引っ張られて走る息子の姿がありましたw

タイムは14分55秒。

前日に測ったら18分だったのでめちゃめちゃ縮めました。

マジで30代になって1番辛かったです。

ゴールした後「よく最後まで諦めずに頑張った!」と息子に言って、2人でポカリスエットで祝杯をあげました。
#大塚製薬さんありがとう

また来年も参加して自己ベストを更新したいです。
そして雪だけは降らないで欲しいです。
あと息子の手は暖かくて思ってたより大きかったです。

明日は木曜日のmiz-mizさんです!よろしくお願いします!!!

水曜日のようへい

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