Naturally Ⅱ ⑯ | ねおうにちゃんのブログ

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Sexy Zoneの松島聡君のファンです。
おもにふまそうの妄想小説書いてます。
途中、BLがはいるので苦手な方はUターンしてくださいね。

リクエストも受け付けています。

勝利side


家に帰る

俺はまだ健人くんと一緒には住んでないから、聡の家と比べてなんだか寂しい。

話し相手がいるってなんだかいいなぁって羨ましく思う。


もちろん、健人くんがオフの日はお互いの家を行き来してるけど、最近は俳優の仕事で東京になかなか帰って来なかったり、帰ってきても疲れてるだろうから、俺から「会いたい」とは連絡はしないでいた。


これから先の話をする機会もなく、このまま1人で出産を迎えるのかと考えただけで不安で押しつぶされそうになる


「健人くん…会いたいよ…」


自然に涙が頬を伝う


すると突然


フワッといい匂いがして、カラダが温かくなった


「俺の姫君は泣き虫ちゃんなのかな?」


振り返ると優しい笑顔の健人くんが目の前に


「えっ、撮影でまだ帰ってくるのは先のはずだよね?」


嬉しさ半分、驚き半分


「ごめん、撮影の仕事あれ嘘なんだ。実は2人で住む物件探していてね。なかなか良い条件が無かったから時間かかって。。

子供も産まれるし、思いきって中古だけど一軒家にした。

明日、君を連れて行こうと思ってる」


健人くんはいつだって、俺…いや私の望んでいるものが分かってる。


後ろから健人くんの手がお腹に触れた


「少しばかりお腹出てきたんじゃない?

出産はさ、俺立ち会うからな」


健人くんの大きな手でお腹を包み込むように撫でられると

凄く安心する。


「ねぇ、したい……」


生まれて初めて、自分から誘った


「いいよ。優しくするね」


不安や寂しさをかき消すように、深く荒く唇を求めた


自分の中に眠ってた何かが目覚める


着ていた服を脱いで、生まれたままの姿で健人くんの前に立つ


「健人くんも脱いで……」


健人くんは、驚いた顔をしつつも

「もう、我慢出来ないかも。赤ちゃん驚かない?」と、心配そうに聞いてくる


私は

「驚いちゃうかもしれないけど、我慢しなくていいんじゃない?」と答えた