夕食後、風呂に入るため勝利を呼んだら、聡もついてきた。
すでに服を脱ぎ、すっぽんぽんで。
聡「ぼくも、しょりといっしょにはいる〰️」
か、カワイイ
すると健人が
「風磨、子供2人一緒には大変だろ?
聡は俺が入れるから、先入って。」と
片付けの手を休めて、聡を迎えにきた。
「やらぁ〰️😭わーん」泣き出す聡…
俺は良いことを思い付く。
健人を抱き寄せると、「一緒に入ろ」と耳打ちした。
顔を真っ赤にした健人は
「一緒は無理だって~」と言ったが
無理矢理着ていた洋服を脱がせにかかった。
結局、男2人と子供2人一緒に入る事に。
風呂から上がり、髪を乾かしたあと寝室へ行くと、健人がクローゼット全開にして、仁王立ちしていた。
どした?
健人「あ~今週末、デートなんだよねぇ。何着ていこうかと思って。」
(*´・д・)?ハァ?…デート…?
俺…何も聞かされてないし…
「てかっ、お前!!デートだぁ?結婚したばっかだぞ?他に付き合ってるやついたのかよっ!!クソッ」
怒りのあまり、何か言いかけた健人に首にまいていたタオルを投げつけ、俺は家を飛び出した。
「バカヤロゥ、ふざけやがって❗」
行くあてもなく、街をぶらついていたら、お洒落なアンティークショップが目に入った。
おっ、マリウス。
大学時代に後輩だったマリウスが、ガラス越しに接客しているのが見えた。
側には双子の子供を世話する、嫁の譲がいた。
ドアを開けるとマリウスが
「あっ、風磨君いらっしゃい。お店に来るって珍しいね。」と出迎えてくれた。
-続く-
※このお話はフィクションです。