日本は今や夕方かもしれないが、Baselは眩しい木漏れ日ではなくカーテンサンシャイン差し込む朝だ。
時差ぼけのお陰でとても規則正しい生活を続けているが、試験に全身全霊をかけているという意識がある事も大きな要因だろう。
ところで、試験は昨日無事に終了した。
全行程二日で、作曲科らしい試験だった。
23日
作曲
音素材をもらい、(鐘とフルートの音計八つだった)それをもとに曲を作るということ。
時間は4時間。エリック(教授)がMotu travelarとかGenelecスピーカをセッティングしてくれた。そして分かった事は、4時間でテープ作品一つというのは無謀な挑戦であるとともに、耳が死んでmixingができなくなるという事。まぁでも個人的には満足いくものができた。どれだけ作り込めるかが勝負であり、完成度は全く気にしていない。
24日
アナリーゼ、面接
アナリーゼは与えられた曲の分析を一時間でこなし、面接でプレゼンするというものだ。
時間になると図書館で担当員が封筒をくれる。
それを持って与えられた部屋へ行き、開けてびっくりというやつだ。
俺はLuigi Dallapiccolaのピアノ曲の第三楽章だった。A4の楽譜一枚がひらりと出て来た。
知っている曲だったので、その瞬間俺はやったぜ。これでピアノの練習ができる。と思った。
15分くらいをピアノの練習に裂き、面接会場へ向かった。
面接では8~9人くらいの先生が俺を囲む形で行われた。
海外研修奨学金の最終面接よりも大変な人数で、しかも皆外人だ。
こーれはヤバい。と思った瞬間にふっきれてしまい、そこまで緊張はしなかった。
ピアノは結構とちったけど、現代音楽で腕とかも使って演奏する曲なのでどう思われたかは不明。
ドン~!チャン!!!!ドシャーーー!!!って感じの場面がある曲。
ただ演奏中に一部の先生らが何やらこしょこしょ話だし、最後に譜面を見せてくれないか、と言って来た。俺は、デタラメ弾いているんじゃないかと思われているのかと思い、少し不安だったが、真相は不明。
エリックとその左右の先生が終始ニコニコ顔で目の前に座っていてくれたので、気持ちを落ち着かす事ができた。
Baselの試験の為に、俺は膨大な時間を費やして準備してきた。
勉強を始めた時は、既に4年生だったにも関わらず、俺はあまりにも無知だったので、準備が十分だったかどうかは分からないが、それでもできるだけの事はやってきたのかもしれない。しかし、こういう時は決まって、もっとやれる事もあったし、もっとしっかり勉強すればよかった...という事ばかりが思考を支配する。
まぁ所謂ベストはつくした!!あとは結果待ち。
まぁまだドイツ語試験もあるしね。
では。