(猫は、洗濯物の上に寝る。掃除したばっかりのトイレに入る。人間のきれい好きは、『きれいなまんまにしておくこと』猫のきれい好きは、『きれいなことが好きなこと』)




自分には なにかを 手繰り寄せる力があるか?と考える…


「もう少し あと幾ばくか…。」
と、もう何年も前から 頭の隅にあったことが、点から形へと 変わろうとしている気もする…。


なるほど、これか…。
そんな得心に至るのは いつかは わからない。


ひとつひとつ 埋められるところから 出来るところから、問題を解いているような。


全体が見えないので、いったい何割答えているのか 掴めない。

答え合わせは、きっと出来ない。


生きることは 「正しい」答えなど求めていない。


「自分らしい」を 答えられるかどうか。


恐れ、恥ずかしさ、繕い…


自分だけが抱えていることを 手放したら、そこに何が待っているだろうか、と考えるとき…
極端に悪い結果を予想する。


ほんとうに そうなるのかは わからないのに。


上手いこといくようにと選ぶから 言葉が続かない。


こころのなかにある、そのままを出したら、本当のことしか残らない。


真っ白い紙に、片手に消しゴムを持って、書いた字を 消していくことが 少なくなるのは いつだろう…。


複雑なことは、もしかしたら二文字ぐらいで 言えるのかもしれない。


いつか、そこに、着いた!と思えますように。


その意味で 自分が生きている、そんな気が 最近 している。


ひとりひとり、存在として『いる』ことは、意味がある。


この世に出てくるまでの時間と 出てきて過ごす期間。


長い長い道のりだなぁ。
ひと休みしても、大丈夫。