なぜ巷では「愛子天皇」が待望されているのか


 それは歴史と伝統を知らない「大衆の反逆」(オルテガ)?
  あるいは
国家破壊を狙うグローバリストらの策謀なのか?


4月24日発売決定!
宮崎正弘『二度天皇になった女性 ─孝謙・称徳女帝の光と影』(ワック)
https://www.amazon.co.jp/dp/4898318983/

 ●予約受付を開始しました!
 
 女帝には女性天皇と女系天皇の区別がある
 過去の十代八人の女帝は「女性天皇」で「称制」(天皇臨時代行)だった!

「女系天皇」はおられない。皇統後継問題がリアルに語られ始めた時に、過去の女性天皇の事跡を追うことは意味がある。

 希有な女帝は高野(孝謙・称徳)天皇だ聖武天皇の内親王、初の女性皇太子になり、孝謙天皇となして即位。いったん譲位されて孝謙上皇となられたが藤原仲麻呂の乱を収め称徳天皇として重祚された。
政(まつりごと)に情熱を持った女性で、仏教で国を治めんと道鏡を重用し、崇仏政治を行ない、天皇と法王の共同統治という形態を追求したため国体の危機を招いた。

<この本に登場する人物、事件の数々> 聖武天皇・光明皇后、平城京遷都、阿倍内親王が孝謙天皇に。東大寺大仏開眼、長屋王の変、鑑真来朝、藤原仲麻呂・吉備真備が頭角。
野望に燃えた親中派=藤原仲麻呂の乱、淳仁天皇が廃され淡路に配流、道鏡が法王になる、宇佐八幡ニセ神託事件、和気清麻呂が穢麻呂(きたなまろ)に改名され大隅に流罪、称徳崩御、道鏡は左遷され下野で没す。吉備真備、後継天皇指名で藤原百川等の陰謀に敗れる。
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 「宮崎正弘の国際情勢解題」 
     令和六年(2024)4月11日(木曜日)
         号外  
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より抜粋