『ねぇ どうしたん?強者☆ちゃん』



『あん?・・う・・ん・・』



強者☆は言葉を濁す様に言った。



『何?なんなん?今日京都は辞めた方がいいんちゃう?』



『うん・・?・・うん・・』



そう言いながらも 京都へ向かいっていた。




『何があったん?』



『サハラがな  北陸に支援を求めに向かうそうや・・』



『北陸?なんで?』



『今 NEOSはいや・・関西は数が足りん・・今週 四国の べべ とも会うことになるやろ・・』




『そんなん・・全面戦争・・に・・する・・つもりなんや・・・』



『・・・』



強者☆は梨花の言葉を 無視して アクセルを踏んだ。




『ねぇ 強者☆ちゃん 聞いてるん?強者☆ちゃん!』



『あぁ・・聞こえている。』



『それは 避けたほうが・・』



『喧しい・・  こっちは オヤジを殺されてるんや・・・』



『それは・・そやけど・・でも・・』



『今はその話はしとうないんや・・少し 黙っとけ・・』



『・・・』



梨花は涙を堪えながら 窓の外を 眺めているフリをした・・







車がトンネルに入ると 車内が 反射して 梨花の顔が 映って見えた。




大粒の涙を堪え 必死に我慢している梨花がいた・・・



折角 強者☆の命の心配をしなくていい生活になったのに 昔に逆戻り・・


恐怖と不安・・に包まれた。




『梨花・・・』



『・・・』



『おい 梨花!』



『・・はぃ・・。』




強者☆は運転しながら 梨花の頭を抱き寄せた・・




『ワシは死なん・・大丈夫や・・  ワシは最強の男だからのぅ・・・』



『約束やで  約束 絶対死んだらあかんよ 強者☆ちゃ・・ん・・』



梨花はしがみ付く様に泣いた。






『あぁ・・』






遠くを見つめるように ハンドル握っていた・・