三菱電機が開発した新型IH炊飯器は、同社の「蒸気の出ない炊飯器」の4代目に当たり、実売想定価格が9万~11万の高級品。
炊飯器がこんなに高いとは思いませんでした。
外観がカクカクしていて、炊飯器らしくない。
レーザープリンターみたいです。
最大の特徴は食感を15段階に炊き分けられる点で、従来の硬さの選択に加えて、粘り(もちもち - しゃっきり)も選べるようになったそうです。
確かに、我が家の炊飯器には ふつう / 柔らかめ の設定しかない。
硬さの調整は主に沸騰前の保持時間、粘りの調整は沸騰状態を維持する時間で、それぞれ制御できるらしい。
この位の制御なら今までなかったのが不思議ですが、どうやら、従来はこの温度カーブがきちんと描けなかったらしいです。
新型炊飯器には質量センサが導入されたので、お米の量が正確にわかり、きちんと理想の温度カーブをトレースできるようになったと説明されていました。
このような環境ができて、ようやく細かく時間制御する意味が出てきたという事でしょう。
僕の好みは「やや柔らかめでもちもち」ですが、我が家のご飯のタイプは、ちょっと違う気がしています。
だからと言って、炊飯器に10万円も出費する元気はないです。
きっと、ご飯に強いこだわりを持ってる人が購入するんでしょうね。