皆さんは"偶像"と言う意味を持つ4文字の横文字を知っているだろうか…
今や知らない人のいないその言葉
そう、答えは"アイドル"である

偶像、と言う言葉は「木、石、金属などで作られ、信仰の対象となる像」
又は
「崇拝の対象となっているもの」である(国語大辞典、言泉より)
信仰とは「神仏などを信じあがめること。また、宗教を信じること」である
崇拝、崇めるは「信仰すること」だ
つまりアイドルとは宗教であり、その信仰者にとっての神のような存在だ、と言うことだ
最近で言うとAKB48及びその派生グループ
男性ユニットならばジャニーズ系アイドルが挙げられるだろうか、アイドル界のキリスト教と言っても過言ではない
ならば仏教やヒンドゥー教に当たるものは?そう、彼らが3次元の神ならば2次元の神もまた存在するのだ
「2次元信仰」…アニメ、ゲーム、漫画、小説とあげればキリがない
彼らにとっての神は数えることも諦めるほど、しかもアイドルと違い変化が激しい
半年前まで浄土真宗だった彼が!今では日蓮宗!?と言うのはザラにある話だ(あくまで例え)

確かにこういったものが好きな人間は時に「信者」と呼ばれる
そして「信者」が集まり「宗教」が出来上がり「偶像」を「崇める」以上は、「宗教戦争」と言うものも避けられないのは仕方のないこと
同じ神仏を信じる宗教が争うこともよくあることなのは歴史を鑑みてもわかる
そして崇める神、または仏が違うもの同士の戦争も、またあることだろう
大事なのは互いに信じるものがあり、主張があると言うことだ
互いに歩み寄ることが無理なら、せめて触れ合うことがないよう
お互いの主義主張を大切にすることが大事である
接点のない神が、仏が、互いに手を取り合い仲良くするのにはそれなりの時間と犠牲がいるのだから
信仰者の少ない物が弱者な訳でもないと言うことを忘れないで
そして相手の考えを尊重することを大切に思う人間が増えることを祈るばかりである…

(注意、ここまでのお話は既存の宗教とは関係ありません。あくまで例え話でありアイドルグループやアニメ、ゲームなどのお話です)