黒部宇奈月キャニオンルート、旅行商品の販売開始は2024年1月29日。宇奈月~室堂コースは13万円程度を想定

富山県は、黒部峡谷の欅平から黒部ダムまでを結ぶ
「黒部宇奈月キャニオンルート」の旅行商品販売開始日を2024年1月29日と発表した。
また、同時に基本コースの想定販売金額も公表。宇奈月駅出発で
キャニオンルート経由を経由し室堂で宿泊するルートでは、
ホテル代・食事・黒部峡谷鉄道運賃などを含めて約13万円程度とした。
(トラベルWatchより)


あくまで富山県内(もしくは長野県の信濃大町まで)でこの価格ですので、

クラブツーリズムあたりがこれを使って東京発着・往復新幹線で、

富山にもう1泊とかするツアーを組むと、総額20万円近い代金になるのかな?
それなら、東南アジアの大部分が射程に入るな・・・。
ともあれ、コロナ前であれば立山黒部アルペンルートの観光客数は90万人弱。
一方でキャニオンルートは最大でも年間8000人ほどしか
受け入れできないため、これだけ強気の価格でも
十分需要はあるのではと思います。
ちなみに、ネオンさんは2008年に関西電力主催の見学会で
キャニオンルートを走破しておりますが、その時の費用は
名古屋発着ですが0泊2日で3万円いかなかったかと思います。

乗車券 名古屋→富山
急行券 米原→富山
B寝台券(電車3段寝台上段)米原→富山
富山地方鉄道 電鉄富山→立山
アルペンルート 立山→黒部ダム
富山地方鉄道 宇奈月温泉→新魚津
青春18きっぷ 魚津→名古屋
(金沢→福井 特急でワープのため別途乗車券・特急券購入)


・・・無茶苦茶な乗継ですが、もはや急行きたぐにどころか、
富山県内の北陸本線すら存在しない^^;


ということで、当時懐かしの・・・



急行きたぐに。富山駅に朝4時30分頃到着。
そこから夏山臨時バスに乗り継ぎ、折立登山口から北アルプスを
縦走する猛者もいらっしゃったのでしょうが
現在そんな早朝に富山駅に到達する公共交通機関は無いと思います。



特急雷鳥。
もうすぐ、特急雷鳥の後継、サンダーバードすら敦賀以東には来なくなるんだって!



電鉄富山駅で元西武5000系レッドアロー。
この列車は今でも富山地方鉄道では現役なのが信じられない。
しかし、電鉄富山駅高架化工事のため、現在は
このようなホーム配置では見られません。



20万円近く(予想)のツアー代金を払う方の楽しみを
奪わないために、キャニオンルート内部の様子はちらっとだけ紹介。
一般に乗車可能な最大斜度のケーブルカー(高尾山)を
上回る急こう配を移動するインクラインの様子。
一般開放後も、ヘルメットは貸与され、着用必須になるのではと思います。