たくさんの命
たくさんの希望
たくさんの感情が失われた日
命の大切さ
日常の有難さ
あまりにあたりまえに過ぎていく一瞬一瞬が、奇跡の連続だという事
神に、自然に
そう気付かされた日
あれから数年
いま、世界はコロナウイルスにさらされている
そこで目の当たりにする、あたりまえの尊さ
あたりまえとされていた事への疑問
原点への回帰
わたしたちは、わかっているはずなのに
なぜ、慣れてしまうんだろう
生きている事があまりに当たり前で
死や災害がどこか他人事に思ってしまうのだろう
人間には素晴らしい想像力がある
色んなことを形にし、人の心に寄り添える
けれど時に、想像力は現実に勝てない
いくら想像しても、経験しないと分からない
失って初めて分かる、「ある」事の有難み
不便を感じて分かる、当たり前という仕組みの凄さ
そこに目を向けず、便利という名の進化ばかり求めて
止まれなくなっているように感じられてならない
AIは、不安を感じるこどもの心に、皮膚に、温もりを与えられるのか?
「便利」という大義名分のもとに、人々の不安を煽り、その隙間を埋めるサービスを作り出す事は、正しいのか?
そのサービスは、機能は、本当に人が求めているものなのか?
ただ、生み出すことを止められないが為の産物ではないのか?
大切な事は、もっともっと足元にある
この生きる一瞬一瞬が、奇跡だということ
そして、求め続ける事より、今あるものに目を向ける事
本当に大切なことは何か考えること
震災もコロナも、起きて欲しくなんてない
失ったものの大きさは計り知れない
心の痛みは、疲弊は計り知れない
けれども
それでも思うのだ
これは、忘れてしまう、我々人類への警鐘だと
今ある日常、動く身体、感じる心
感謝をし、生きる
与えられた命を、最大限に生かすこと
明日
数時間後
もしかしたら数分後
何が起こるか分からないこの世界で
生きている奇跡
動ける奇跡
ありがとうと伝えられる奇跡
風を感じ、香りを感じ、温もりを感じられる事
忘れずに生きていきたい
願わくは
その気持ちを温かい光のネックレスにして
いつも胸に下げながら
眼に映る自分の人生を
出逢う人々を大切に
喜怒哀楽という、心の景色を瞬間瞬間感じながら
生き切りたい






