『東部ウクライナの４つ小都市、親ロシア派が支配：無力化するウクライナ新政権』

【スラビャンスク、ドネツク共同】タス通信によると、ウクライナ東部ドネツク州の四つの小都市の行政庁舎が１２日、新たに親ロシア派に占拠され、自治権拡大などを求める動きが各地に飛び火した。ロシア通信などは同日、州都ドネツクでは駐在する内務省特殊部隊が出動命令を拒否し親ロ派側に寝返り、治安機関の建物も親ロ派に占拠されたと報道。ウクライナ新政権は東部で統治能力を失いつつある。新政権はロシアが関与していると非難した。

　スラビャンスクでは、同派の武装集団が市庁舎や警察署、治安機関の入った建物を占拠し、警察署にあった銃器を奪取。クラスヌイリマンでも警察署が占拠された。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014041201001911.html