四つの力(超大統一理論)と無双PS原理 | Resurrection : 復活の森:ヤポネシア、夜明けと目覚めの光復:GP陰陽哲理学Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience

四つの力(超大統一理論)と無双PS原理

まったくの思い付きであるが、無双PS原理から現代物理学の目指すグランド・セオリーの超大統一理論を見るなら、根源の一つの力は当然、太極である。
 それが、陰陽に分極化する。陽が原子核、陰が電子を形成するならば、強い力は陽の力であり、弱い力は陰の力ではないだろうか。
 ただし、物質化するとき、虚軸ではなく、垂直に捩れて螺旋化すると考えられる。つまり、二次元化、平面化すると考えられる。このとき、虚軸とは別の準虚軸を考えて、その平面を考えるべきだ。  
 その準虚軸の準陽が原子核の方向であり、強い力がはたらく。そして、準虚軸の準陰がベータ崩壊の志向性であり、そこに弱い力がはたらく。
 さて、気/物MP変換によって、虚軸から実軸へと転化する。そのとき、既述したように、凸i*凹i⇒+1の⇒が電磁波であり、凸i*-凹i→-1の→が重力波(重力子)である。
 このような方向で考えれば、無双PS原理から超大統一理論は解明できるのではないだろうか。
 ただ以上の説明で一番の問題は、準虚軸の考え方である。もっと単純に、MP2(実軸上の原点・交点)に原子核と電子を見て、前者に強い力、後者に弱い力を見るというのはどうだろうか。
 今はここで留める。
 
参照:

4つの力
と5番目の力


●4つの力と5番目の力

 自然界にたくさんある力はすべて、4種類の力のいずれかに分類することができる。その4つの力とは「重力」「電磁力」「弱い力」「強い力」である。それぞれの力には、その力を媒介する(伝える)粒子があり、それをゲージ粒子という。
 4つの力を説明していくと、まず「重力」は、あらゆる粒子に働く力である。日頃、私たちも重力の影響を受けているが、この力は、他の3つの力に比べて非 常に弱いものだ。ニュートンの発見した「万有引力の法則」は、この重力の法則である。重力のゲージ粒子は、重力子(グラビトン)とされるが、これは未知の 素粒子である。
 次に「電磁力」は、電気をおびた粒子に対して働く力である。原子同士を結んで分子をつくったり、原子核と電子を結びつけて原子をつくったりする。マクスウェルの電磁気学は、この力を理論化したものだ。電磁力のゲージ粒子は、光子(フォトン)である。
 また「弱い力」は、放射能や星の核反応に関係するものである。たとえば、ベータ崩壊で中性子がニュートリノと電子を出して、陽子に変わるときなどにはたらく微弱な力だ。弱い力のゲージ粒子はウィークボソンである。これにはプラスとマイナスの電荷を持つW+W-、電気的に中性なZ0の3つがある。
 最後の「強い力」は、クォークを結合させ、陽子や中性子、中間子などを作る力である。中間子は原子核内の陽子や中性子を結合させる核力の源となる力だ が、この核力も強い力の一種である。強い力はクォークの「色」という状態に対して働くことから「色の力」とも呼ぶ。強い力のゲージ粒子は、グルーオンであ る。

4つの力
重力
電磁力
弱い力
強い力
(色の力)
具体例

・天体間の力
・重力

・原子間の力
・化学反応を起こす力

・ベータ崩壊を引き起こす力

・原子核内の力
(核力)

作用する荷量
(かりょう:何に対して働くか)
質量
(エネルギー)
電荷
弱荷(じゃくか)
色荷(しきか)
力の及ぶ範囲
(mm)
無限大
無限大
10-14
10-12
力を媒介するゲージ粒子
グラビトン
(重力子)
※まだ発見されていない。
フォトン
(光子)
ウィークボソン
(弱中間子)
グルーオン
(膠着子:こうちゃくし)

 上で説明した4つの力は、自然界にある、たくさんの力を4種類に整理したものである。しかし、物理の世界では、この4つの力をもっとコンパクトにまとめて、統一的な方程式で説明しようという試みがなされている。これを力の統一理論と呼ぶ。
 4つの力のうち、電磁力と弱い力は、1967年にアメリカのワインバーグとパキスタンのサラムによって理論的に統一され、ワインバーグ=サラム理論(ま たは単に統一理論)と呼ばれている。これによって、統一された「電弱力(でんじゃくりょく)」に、さらに強い力を加えた大統一理論もあるが、まだ、理論的 に完成していない。ちなみにアインシュタインは、重力と電磁力の統一に情熱を傾けたが、失敗に終わっている。重力を含めたすべての力を統一する超大統一理 論も、未完である。
 ところで、力の統一理論を完成させると、宇宙の歴史の中で力が「進化」した過程が明らかになるのだ。力が進化するとは、いったいどういうことか?
 下の図を見てほしい。宇宙誕生の時には、ひとつの力しかなかったと考えられている。ビッグバン理論によると、宇宙は始め高温・高密度の火の玉状態から膨張したとされているが、高温・高圧の初期宇宙では、力は一つにまとめられていたのだ。

4つの力のわかれ方

 やがて、宇宙が膨張し、温度が下がっていくと、ひとつしかなかった力が4つに枝分かれしていったのである。高温に時には、ひとつの力として存在する方が安定的なのだが、ある一定の温度以下では、別れて違う現れ方をした方が安定するためだとされる。(図解雑学 量子論 ナツメ社より) 

http://homepage2.nifty.com/einstein/contents/relativity/contents/relativity221.html

 


タイトル

 


第1章 原子の構成

      1. 原子

      2. 原子核

      3. 核子

                    第2章 4つの力

      1. 物質に働く力

      2. ベータ崩壊

      3. 中間子

 

      4. 弱い力


http://www1.odn.ne.jp/~cew99250/soryusi.html

     

わかるまで素粒子論【入門編】

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