二つの民族の二元論から二つの民族の極性概念へ:母権/父権の二項対立から母権/父権の極性論へ | Resurrection : 復活の森:ヤポネシア、夜明けと目覚めの光復:GP陰陽哲理学Gaussian Plane Yin-Yang Philosophience

二つの民族の二元論から二つの民族の極性概念へ:母権/父権の二項対立から母権/父権の極性論へ

私は、これまで、日本民族は古代ギリシア民族のように、ベースに、母権的民族があり、そこへ父権的民族が進入(侵入)して、形成されたと述べてきた。
 そして、両民族のなんらかの結合・統合が古代日本を創建したが、江戸時代になり、この結合・統合が崩壊して、新たに、父権主義と母権主義が生起して、明治維新は、両者の連関によってもたらされたが、明治維新後、父権主義が勝利して、日本を父権主義国家に変えてしまい、今日の亡国的日本に帰結したと述べてきた。
 しかしながら、母権的民族、父権的民族をそのまま近代、現代に適用するのは問題がある。何故なら、両民族は、古代以降、混淆して、日本民族の「血」には、両民族の「血」が混入していると見るのが妥当であると考えられるからである。両民族を二元論的に見るのではなく、極性(陰陽論)で見るのが、正しいと考えられるのである。即ち、一人の日本人には、母権的民族の「血」と父権的民族の「血」の極性があるということであり、どちらかが、優位で劣位、あるいは、両者が揺動しているというのが実際であろう。
 POPSPIP(無双PS原理「逆」ガウス平面)では、母権的「血」は太極・原気・MP(陰陽均衡点)・胸に、父権的「血」は陽・凸i・重力子(闇)・肚に基点がある。
 ただし、父権的「血」は、その連続的同一性によって、陰・凹i・光子(光)・頭を支配するようになると考えられる。
 簡単に言えば、母権的「血」は太極・陰陽論であり、父権的「血」は二項対立、二元論、ヒエラルキー志向である。
 政治的に言えば、前者にこそ、民主主義の原点があり、後者は封建主義の原点である。


  無双PS原理「逆」ガウス平面:
 Polar Oneness Platonic Synergy
 Principle Inverted-Gauss Plane
:
 POPS
PIPポップスピップ

陰極・凹i(-i)・光子:「天」:頭(悟性)・他者:空間形式(外在)
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  Ⅱ物質科学      |    Ⅰ気的身体
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-1____太極・原気・MP・胸・母権____+1
無気物質          |               有気物質
「自我」           |               「個」
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  Ⅲ欲望/感情    |     Ⅳ精神
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陽極・凸i(i)・重力子:「地」:肚・自己:時間形式(内在):父権