の世には原という人物がいる。


彼は小学2年のときにうちの小学校に転校してきた。


彼のランドセルはかなりぼろぼろだった。


形は縦長に変形していた。


彼のランドセルに関してある噂が流れた。


彼のランドセルがぼろぼろな理由は、


前にいたモンゴルの小学校でいじめられていたからだと・・・・・・・


それが本当かどうかは今でもわからない。


しかし、今言えることは、彼は日本語がしゃべれないと言う事だ。


そして、俺は幼いころから彼の通訳士として活躍していた。


2年前くらいに彼の携帯電話が壊れて、それを修理するために一緒にドコモショップへ通訳士として付いて行った。


店員が質問する「これはもう直らないので新規に作ってよろしいでしょうか?」


原君は首を上下に振るだけで何もしゃべらないので、代わりに俺が言ってやる。


俺「YES!!!」


店員「じゃこの用紙に必要事項を記入してください。」


原君は首を上下に振るだけで何もしゃべらないので、代わりに俺が言ってやる。


俺「YES!!」


原君書き終わる。


俺が店員を呼ぶ・・・・・・・


店員「今日は印鑑をお持ちでしょうか?」


原君は首を横に振るだけで何もしゃべらないので、代わりに俺が言ってやる。


俺「NO!!」


そして、新しい携帯の契約ができないままに、帰ることに。


しかし、収穫はあった。


そこで、働いていた前原というドコモのお姉さん(推定24歳)に俺は話しかけた。


彼女は携帯で撮った写真を並べてあるところで、接客業をしていた。


俺「すみません、この写真てもしかして前原さんじゃありません?」


前原「え?こ、こ、これは私じゃありませんよ・・・・・。」


俺「あれぇ?すごい似てますね。」


前原「え?そうですかぁ?」


俺「ここ働いて長いんですか?」


前原「いえ、前は別の携帯会社で働いていて、ここで働き始めたのは1年前くらいですよ


俺「そっか、地元はここの人?」


前原「はい。」


俺「そっか、じゃ中学校とか一緒のとこかもね。」


などなど、話していた。


20分間くらい。


原君がきれかけていたので、手短に型をつけることにした。


俺「あー今度一緒に食事行きませんか?これ俺のメアドなんで良かったらメールください。」


前原「え?あ、わかりました・・・・・」


そして、あっさりナンパ成功。


まー一回食事しただけで、それ以来連絡とってないんだけどね☆




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