対岸の火事ではない | Twilight326

対岸の火事ではない

実は一昨日僕は仙台にいました。

新しく始めた人材紹介事業の面談同行の為です。
朝、仙台に向かう途中前日に地震があったと聞いていました。

それでも何かに導かれれうように約束の地『仙台』へと向かいました。

約束は3月10日の午前9時

出立は朝の4時
暗闇を朝日がオレンジに染め上げ今日の出会いを楽しみに走り続ける

往路は東北道で仙台宮城インターへ
ところどころ道路凍結警報が出ていてハリアーの4駆システムは
電子デバイスによって制御されているもので安全確保のための
システムなので不安がありましたが、滑らないように丁寧に走る。

何とか約束の時間には間に合い仙台東口のスターバックス。
コーヒー頼んで約束の看護師さんが現れ予定の病院へ2件案内する。

間に昼食を挟み、看護師さんの案内してくれたラーメン屋『玉福星』
すみません、呼び名忘れました。

その店のスタッフの皆さんは全員素晴らしいホスピタリティで
接客してくれました。
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スタッフの方が
気仙沼産の生わかめをサービスしてくれてラーメンにトッピング
餃子も一個が携帯電話くらいあって腹が張り裂けんばかりに満腹。
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ラーメンも手打ちでとても美味しかった。
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同行も終わりホテルにチェックインして
その日はそのまま寝入ってしまいました。

この時走行距離はガソリン満タンにして約500キロ


3月11日
きのみ着のまま朝起きると何か不思議とテンションが低い

自己分析をしながら朝食のブッフェへ
7時からの朝食に対し9時半に赴いたのでおかずは全部冷えていたが
納豆かけ卵ご飯とおかずたちをかき込む。

同時間にご一緒した見知らぬ人にあいさつされ
『どちらに帰られるんですか?』と僕

『私は福島の郡山なんですよ』と彼
スーツケースをガラガラと出て行く

相変わらずテンションの低さがわからない、、、

部屋に帰るとアイフォンにメール
今日のアポイント相手だ。

『急用ができ本日キャンセル願います』

承諾して予定通り宮城県の病院の新規開拓と
ご挨拶を夕方くらいまでこなし翌日帰る予定。

どうしても気分が乗らないので早々に帰宅を決意。


チェックアウトを済ませインターへ
途中、ガソリンスタンドを探すがタイミングが悪く
高速に入ってしまう。

実はセルフで満タンにして750キロ走った事があるので
170キロ先の那須高原SAでの給油を目標に走り出す。

『あれ?』
長距離走行後のエンジンの軽さが全く感じられない。
車好きの方ならわかると思いますが、ハンドルもハイブリッドシステムも
エンジンもタイヤもなぜか重く感じられる。

システムのモニターを見ながら一路自宅へ
時速にして140キロくらいの巡航

途中下り坂でアクセルを離し惰性で走らせてみると
やはり『あれ?』

駆動系から蓄電するはずがモニターは真っ暗
これはプログラムのせいなのか、不具合なのか?
へんな予感が走り始める。

いよいよ燃料計のランプがつき始める、、、( ̄ー ̄;
那須高原まであと100キロ弱

ここから10リッター強は残っているはずなので
110キロくらいは余裕で走るはず!!

ところが残り4キロほどで車がギクシャクし始める
おまけに上り坂なので燃料が後方に傾き更にギクシャク

ハイブリッドシステムの警告ランプがつきパワーが抜け始める
結局、3.7キロを残して路肩に寄せる事に、、、ガス欠だ汗

総走行距離670キロ

狐につままれた気持ちでしばらく呆然
変な話、僕でもこんな事あるんだ!?

うーん、なんであの時に入れなかったのかな
この二日の自分の行動を振り返ってみる

この時はまだ自己分析が終わっておらず
後に全てがこの後に経験する前章とは気づくはずもない