水槽の底床掃除をしたら眠っていた水草が芽吹いてきました。
オウシャジクモ (推定)
托葉冠がない
小枝の基部に卵胞子が付く
終端細胞が尖る
シャジクモにしては大型だなと思い特徴を調べるとオウシャジクモorアメリカシャジクモに絞られました。
これ以上の同定は卵胞子の溝を顕微鏡で観察しないといけないのでうちでは不可能です。
希望的観測でオウシャジクモにしておきましょう。
野生状態
こんな感じで野生では硬く短い形をしていました。
環境で草姿が変化するのはいつものことですね。
ニッポンフラスコモ (推定)
これは馴化成功しました。
馴化と引き換えに胞子を付けず、ひたすら栄養繁殖を続けています。
形態と生息環境からニッポンフラスコモまで絞りましたが、確定ではありません。
ざっくり種類は分かっても最後の1種まで絞り込むのが難しい、それがフラスコモ類。
シャジクモ、フラスコモの育成はとにかく限界まで肥料分を下げ水を清潔に保つこと。
ある程度富栄養に強い種類もありますが、基本はコケも生えない貧栄養から始めるのが無難です。