今年はヒルムシロ科の観察に行っていました。
野生下では雑種の巣窟の上に汚れてボロボロな状態が多いヒルムシロ科植物。
そういうやつらでも世話すれば綺麗に化けるのでたまに再生させて楽しんでいます。
ヒルムシロ科 一覧
左から
ヒロハノエビモ
ヒロハノセンニンモ
オオササエビモ
エビモ
エビモ
オオササエビモ 推定 (ササバモ×ヒロハノエビモ)
ササバモ 水中葉
深いほど間延びし、浅くなると縮んで陸生化する水草。
水中では長いと1m超えます。
流水と止水どちらも対応可能な水草。
ササバモ 半陸生形
水が干上がると葉のクチクラ層が厚くなり始め、
ササバモ 陸生形
陸生化すると草体が縮んでクリプトっぽくなる。
サンネンモ 推定 (センニンモ×不明)
センニンモ
ツツイトモ 推定
これも産地によって色形が異なりますね。
ヒロハノエビモ
ヒロハノセンニンモ 推定
正体不明もいる
サンネンモに近いが、ヒロハノセンニンモ並みに葉がカールし、オオササエビモのようにねじれる。
こういう雑種が無数にあります。
種子繁殖できるのか1代限りの雑種なのかすべて不明。
カミガワモ 推定 (ヤナギモ×ホソバミズヒキモ)
ヤナギモより細く、ホソバミズヒキモより小さい。
やや褐色。
ヤナギモの血が入ると、葉先が尖り、くたっとした感じになりますね。
みんな同じに見える?
いいえ、違います!
でも改めて見ると同じに見えるw