HIVウィルスは

水の中では生きられない

熱にも弱い

 

HIVは熱や水

消毒薬や乾燥に弱くて

空気や水などに触れるとウィルスが死んでしまい

人間の体の中でしか生きられない

 

引用元 宇都宮市HP

 

 

一緒にお風呂に入っても

一緒にプールに入っても

一緒に鍋をつついても

握手や同じタオルを使っても

感染しない

 

もちろん空気感染もない

さらに飛沫感染もない

 

エイズといえばゲイの性交渉でうつる

イメージがありますが

異性間性交渉でもリスクは同じ

 

あおぞらクリニックの

サイトから引用

 

【以下のようなことでは、HIV感染の心配はありません】

  • ■咳やくしゃみ、汗、涙に触れる
  • ■洋式トイレの便座に座る
  • ■電車のつり革、階段の手すりを触る
  • ■職場や学校での生活
  • ■カラオケのマイク
  • ■お風呂やプール、洗面台の使用
  • ■飲み物の回し飲み
  • ■感染した人を刺した蚊に刺される
  • ■感染した人が調理した食べ物や飲み物などを摂取する

 

下記の3点が主な感染例です

 

・性交渉での感染

HIVは主に血液や精液、膣分泌物に多く含まれています。

感染の可能性のある、これらのHIVを含んだ体液が、性行為時に自分または相手の性器や肛門、口などの粘膜や傷口に直接触れると、感染の可能性が出てきます。

 

・血液を介しての感染

HIVが存在する血液の輸血や、依存性薬物の“回し打ち”といった注射器の共用、医療現場・献血等での針刺し事故などによって、感染の可能性が出てきます。

日本の医療機関や献血場所では、一度きりの使い捨て注射針を使用しているので、使い回しによる感染の心配はありません。

 

・母子感染

HIVに感染した女性が妊娠中や出産時、授乳時に胎児や赤ちゃんにHIVを感染させてしまうことです。

しかし、予防のためのケアや治療を受けることができれば、母子感染の割合を大幅に抑えることもできます。

だからこそ、妊婦健診の際のHIV検査の実施は、とても重要になります。

 

【発症について】

 

  • HIVに感染した後は、感染初期(急性期)→ 無症候期 → エイズ発症期の経過をたどります。
  • 感染初期にはインフルエンザ様症状がみられることもありますが、感染者の体内の免疫応答により数週間で消失します。初期症状までは2~4週間です。
  • その後、無症候期に入ります。無症候期は数年〜10年以上続く人もいますが、感染後、短期間のうちにエイズ発症をする人もいます。
【インフルエンザ様症状】
発熱・咽頭痛・咳や鼻水・下痢や吐き気・食欲不振・倦怠感
 

無症候期の間も、HIVは体の中で毎日100億個くらい増殖しており、Tリンパ球は次々とHIVに感染して平均2.2日で死滅していきます。

そのため、免疫に大切な細胞が体の中から徐々に減って行きます。

健康な時には700〜1500個あるTリンパ球が200個未満になると免疫不全状態となりエイズを発症します。エイズ発症までは5~10年です。

2000年以降HIV感染から5年以内にエイズを発症したという報告が多くなっています。

 

【エイズとは】

エイズとは、「後天性免疫不全症候群」を略した言葉です。

HIVウイルスがリンパ球に感染すると体の中の免疫力が壊されてしまい免疫機能が低下します。

健康時には発症しなかった弱いウイルスなどが暴れだし、さまざまな病状が現れ、「日和見(ひよりみ)感染」などを起こしてしまう、怖い病気です。

HIVは治すことができませんが、薬によってエイズ発症を抑える事はできます。

 

【HIVの主な予防法】

不特定の人との性交渉は避け、性的接触の際にはコンドームを正しく使用しましょう。

また、HIV感染症について正確な情報を知ることが、予防行動をとる上では大変重要になります。

 

あおぞらクリニックより引用終わり

 

北海道HIV/AIDS より

 

抗HIV治療薬

HIV感染症の治療は3~4種類の抗HIV薬を組み合わせて内服する多剤併用療法が基本です。最近では、2〜3種類の成分が1錠の中に含まれた合剤が多数でており、1日1回1錠内服での治療も可能となっています。また、最近の抗HIV薬は以前のものと比べて治療効果が高いため、ウイルスが長期間しっかりと抑制されている一部の患者さんでは、2種類(1錠)での治療でも治療効果を維持できるとされています。

 

様々な薬の中には

1日1回1錠でよくなった物も

 

引用終わり

 

そして日本におけるエイズ問題の忘れてはいけないのが

「薬害エイズ事件」である

 

下記はWikipediaより引用

 

<引用開始>

薬害エイズ事件(やくがいエイズじけん)は、1980年代に血友病患者に対し、加熱処理をせずウイルスの不活性化を行わなかった血液凝固因子製剤(非加熱製剤)を治療に使用したことにより、多数のHIV感染者およびエイズ患者を生み出した事件である。非加熱製剤によるHIV感染の薬害被害は世界的に起こったが、日本では全血友病患者の約4割にあたる1800人がHIVに感染し、うち約400人以上がすでに死亡しているといわれる。

 

感染の原因は、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)に感染したと推定される外国の供血者からの血液を原料に製造された血液凝固因子製剤を、ウイルスの不活性化を行なわないままに流通させ、治療に使用したことである。後にウイルスを加熱処理で不活性化した加熱製剤が登場したため、従前の非加熱で薬害の原因となった物を非加熱製剤と呼ぶようになった。HIVに汚染された血液製剤が流通し、それを投与された患者がHIVに感染して、後天性免疫不全症候群(AIDS)を発症したことから、多数の死者を出した。

1981年頃から、米国でエイズの症例が報告されるようになり、エイズ患者の中に血友病患者が高い比率で見られるようになったことから、米国内では、非加熱製剤の安全性が疑問視されるようになった。1983年、日本の厚生省がエイズ研究班(エイズの実態把握に関する研究班)を組織し、エイズ患者の調査を開始した。その研究班の班長には、血友病治療の専門家である帝京大学教授の安部英(あべたけし)が指名された。安部は当初、非加熱製剤の使用禁止を主張していたが、後に非加熱製剤の使用継続を決めた。1982年から1986年までに、米国から輸入されていた非加熱製剤はHIVに汚染されていた。これによって日本国内の血友病患者約5000人のうち、約2000人がHIVに感染、多くがエイズを発症して死亡するに至った。

1985年に安全な加熱製剤が承認される。このとき非加熱製剤を製造していたミドリ十字は回収を直ちに行わなかったため、HIV感染がさらに拡大した。後にミドリ十字の三人の経営陣は、加熱製剤の承認後も非加熱製剤の販売を継続し感染を生じさせた責任が問われ、最高裁で有罪判決が確定した(一人は裁判途中に死亡のため公訴棄却)。非加熱製剤の回収を命じなかった厚生省も不作為責任を問われ、担当係長が業務上過失致死で起訴、最高裁で有罪が確定した。エイズ研究班の班長であった安部は、自身の患者に非加熱製剤を投与し、エイズを発症、死亡させた責任を問われたが、上告中に死去したため公訴棄却となった。

一般的には、加熱製剤の承認等によって、安全な血液製剤の供給が十分可能になった後も、日本国政府による未使用非加熱製剤の回収措置が即座に講じられなかったことが、被害拡大の主因であるとされている。

 

<引用終わり>

 

 

正しい知識を持つ事で

HIVを過度に恐れずに

上手く付き合う事で

乗り越えられる病だと思う

 

薬害エイズ問題においては

力を持つ人達のあまりにもずさんな対応に

怒りを通り越して呆れてしまいます

 

国や製薬会社は非加熱製剤は危険と知りながら

回収せずに使用を続けて多くの薬害による犠牲者を生んだ

そしてこれらの隠ぺいを図ったのですが

もはや鬼畜の所業であり人の命を何だと思っているのか!

 

以下にあおぞらクリニック様や

北海道大学病院HIV診療支援センターの

リンクを貼らせて貰います

HIVについてより詳しい事は

下記のあおぞらクリニック様や

北海道大学病院HIV診療支援センター様の

サイトや「HIV」などネット検索でお調べ下さい