原油価格の高騰で思ったこと

いまや、すっかり原油価格も落ち着いたけど、ちょっと前までは原油価格暴騰とかった散々騒いでいたなぁ、マスコミとかが。原油価格が上がればいろいろな所に多大な影響が出るのはわかるんだけど、一般の個人はそれに対応することはできないのだろうか？

原油価格が上がり続けていたころに、ＴＶのレポーターが街角でインタビューすると決まって、「ガソリン価格が上がって生活が大変」とか、「食料品が上がって大変」などと聞く。まあ、そういう答えの人しかＴＶで放送しないというのもあるんだろうが・・・。

個人として、原油価格高騰に対応する方法として、商品先物取引とか、石油関連会社の株を買うとか、資源系の会社で構成された投資信託に投資するなどがあると思う。確かに素人が迂闊に手を出すと損をするかもしれないが、そういう方法があるということを認識している人がどれだけいるのだろうか？おそらくはそんなにいないんじゃないかと思う。

原油の問題に限らず、なにか難題にぶつかったときは不満を言うのではなく現実的な解決方法を真っ先に考えたい。

日本はまだまだアメリカなどと比べると株式投資や外為などが一般的に普及してないと思う。別に株に投資するのがいいことだとは考えないが、そういう選択肢もあるということはもっと普及してほしい。

経済評論家、公認会計士の勝間和代氏は以前こんなことを言っていた。

「人生の自由度を決定するお金を他人任せにすることは人生を他人任せにしているのと同義だ」

そのとおりだと思う。お金が人生のすべてではないがお金が大事だということはみんなが思っていることだと思う。