最初の告白の後も、イケメンさんとは相変わらず連絡を取っていました。
そしてまた2人で会う事に。
ドライブに連れて行ってくれるとの事で、夜、待ち合わせしました。
最初の告白から2週間位経っていたと思います。
あまり返事を長引かせてもなあ、という気持ちでしたが、自分の中で整理できずに居ました。
行きの車の中で、気になっていた事を聞きました。
「今まで女の子に手を上げた事ってある?」
その答えは、昔付き合ってた彼女に一度だけ、との事でした。
あーーーー(笑)って気分でした(笑)
向かったのは、話には聞いた事あったけど実際に行った事はなかった夜景スポット。
周りもちらほらカップルらしき男女が居て、いかにもな場所。
暫く夜景を見ながら話して、色々な事を思いました。
まだ出会って間も無いイケメンさん。
イケメンだけど、傲る事もしないイケメンさんが、良い人だというのはわかりました。
仕事も大変だと言いながら頑張っています。
歳下のイケメンさんと居ると、忘れかけていた、きゅんとした気持ちを思い出させてくれます。
だけどどこかで感じる2人で居る時の空気の「違和感」。
これが、過ごした時間が短いからなのか、何なのかあたしにはわかりませんでした。
そして、さっきの質問の答え…
ミユの中では引っ掛かってしまいました。
夜景を見終わって、帰ろうか、とイケメンさん。
2人で静かな車内に乗り込みました。
「ミユちゃん、」
すると、イケメンさんが真剣な顔でこちらを見てきます。
「返事を待つって言ったけど、まだ聞くの早い?」
ずっと先延ばしにしていた答えを、遂に求められました。
まだイケメンさんの事をよく知らないから、と以前は時間を貰えました。
よく知らない事には今も変わりないけれど、あの時よりは見えてきた部分もあります。
「俺の事嫌い?」
「嫌いじゃない」
「じゃあ付き合おう。付き合ってください。お互い知らない事はあるけど、それは付き合ってから知っていけばいいと思ってる」
そんなもんなのかなあ、
ていうかイケメンさんはどうしてあたしが良いんだろう、
モヤモヤモヤモヤしてる中。
ちゅ
「ね?」
優しいキスと一緒にニコッと笑うイケメンさん。
もう、ズルいじゃん。
こうして、イケメンさんとのお付き合いが始まりました。