旅と温泉と芋焼酎と・・・

旅と温泉と芋焼酎と・・・

他ブログからの引越し作業を進めています。
こちらでは旅ブログに特化して活動していきます。

他のブログから記事を移行しているため、新規投稿であっても内容は古いものが多くなっています。

成田空港からこんな飛行機に搭乗


それにしてもここの航空会社のセキュリティはかなり謎で・・・テロ対策と称してゲートで抜き打ちチェックが行われるものの、南アジア系と覚しき係員が人の良さそうな日本人だけを捕まえて、早口の英語で捲し立てて鞄を開けさせるだけ(中身は見てもいない)という謎セキュリティ。
で、文句を言わないと思っていた日本人が反撃に転じ、流暢な英語で詰め寄られ・・・最後は両手を挙げて「ワタシ ニホンゴ ワカリマセ~ン」(何故かここだけ日本語)などと開き直り始めるカオスさ。
これでは全くセキュリティの意味もなして居らず、もう少しキチンとしたセキュリティ会社を使えば良さそうなものを・・・


で、今回は・・・というか今回もエコノミークラス。


で、搭乗したは良いものの、先ほどのセキュリティのトラブルなのか何なのか、スポットを離れるまでに1時間以上の機内待機。


ようやく離陸して、お待ちかねのディナータイム。まあ機内食なのだが・・・


「パスタ or チキン」の選択肢で、機内食のパスタに良い印象が無いという消極的理由でチキンを選ぶと、「チキンカツカレー」が配膳される。
まあ成田積み込みの機内食なので、味の方は悪くない。

 


 


そして目的地には2時間ほど遅れて到着。

※一部生成AIによる画像処理あり


意外に、と言っては何なのだが、なかなあ近代的な空港。


規模的には宮古空港くらいのサイズ感・・・しかし歴とした首都空港。
しかしこのコンパクトさ故に、預け入れ手荷物があるにもかかわらず、ドアオープンから入国審査・税関を経てランドサイドに出るまでまで15分程という驚異的にスムーズな流れ。


ホテルまでの送迎車をお願いしていたのだが、2時間のディレイにも関わらず笑顔で迎えてくれたドライバーさんに感謝しつつ、高速を爆走し首都を目指す。


高層マンションやカルフールなどもある車窓を眺めながらホテルへと向かう。

空港から40分、しかもドアオープンから1時間も掛からずに首都中心部のホテルへと到着。


首都の一等地にあるほぼ唯一の外資系ホテル。
しかし日本で言えばパレスホテルのような立地にも関わらず、何故か「ベストウエスタン・プレミア」ブランド。
但し実はこれ、非常に「正直」なブランディングで・・・ハッキリ言ってしまえば、立地はともかくクオリティ面は正に「名は体を表している」といった感じ。


客室はコンパクトながら、見晴らしの良い角部屋。



で、窓からは政府宮殿とその前に広がる広場を一望、というか見下ろす感じになっている。


一国の中枢を外資系ホテルから見下ろすなどと、セキュリティ的にこれでOKなのかな・・・と心配になってしまう。

 

 

 

 


 


時間も時間なのだが、ちょっと空腹を覚えたのでホテルのバーへ。


但しもうキッチンがクローズしており、ローカルなお酒を軽く味わっただけに終わる。


ちなみにこんなお酒。


「シグデリ」という牛乳ウォッカなのだが、無色透明のすっきりしたウォッカなのに、後味が妙に牛乳臭くて驚き。個人的にまあ悪くはないとは思うのだが、やや人を選ぶかも知れない。
なお後で知ったのだが、この国ではロック、ソーダなどの飲み方を尋ねる習慣が無いらしく必要があれば、こちらから事前にこちらからオーダーする必要があるとのこと。なのでこの時は何も聞かれず、お猪口に入ったストレートをウォッカをポンと渡されてちょっと面食らってしまう。

 

 

 

 

 

 

 


 


そして翌朝、客室からの眺め。


この政府宮殿とその前のスフバートル広場は、この国の中心と言うこともあり、かなり賑わう観光地ではあるのだが、朝のうちであれば人も殆ど居ない様子。

この国の治安状況は今ひとつ掴み切れていないところはあるのだが、人は居なくても、政府宮殿の真ん前を手ぶらで散歩する分には大丈夫だと判断し、朝食前に散策開始。



政府宮殿と革命の英雄スフバートル像



そして政府宮殿正面には何やら銅像が・・・



この国のシンボルでもあるチンギス・ハーン像


元々は広場のネーミングにもなっている革命の英雄スフバートルと、スターリンと組んでこの国の独立に尽力したチョイバルサン、この2名をエンバーミング保存していた廟が、政府宮殿前に存在していたのだが、民主化の進展で火葬のうえ廟は撤去され、このチンギス・ハン像が設置されたのだとか。

そして朝のうちであれば、こうして順番待ちも無く、真正面から像を眺めたり撮影したり出来るのだが、後で通りかかったときには長蛇の列が出来ていた。
近隣ホテル滞在のメリットを活かして、やはり朝のうちに散策するという選択が正しかったようだ。


そしてホテルへと戻り朝食バイキング


基本的にこの国は野菜を食べるという習慣があまり無いようなので、野菜は食べられるところで食べておこうという作戦。
(あるモンゴル人など「ドレッシング?・・・は?、何それ?、貴方は服を食べるの?」などと言い出す始末で、如何にこの国で野菜を食べる文化が無いのかヒシヒシと感じることになるのだが・・・)

 

 

 

 

 

 

 


 


そして朝食後、本格的にウランバートル中心部の散策を開始。

先ほどのチンギス・ハン像に出来ている長蛇の列を横目にスフバートル広場は素通り・・・と思っていたのだが、広場の一角で何だか面白そうなイベントが行われており、ちょっと寄り道。

日本ではまず見ることの無い、旧東側のクラシックカーのオフ会(?)が行われており、クラシックカーオーナーが次々と乗り付け、ギャラリーも集まって、なかなかの盛況。






働く車も多数




市内に架線は張り巡らされているものの、走っている場面を見たことがないトロリーバス。



流石にココはもしかしたら現役のバスの待機場だったのかも・・・


と言うか、案内も無く、もし有ったとしても言葉もわからず、スラブ文字など読めもしない有様なので、そもそもこれがどういうイベントだったのかは不明。
ステージなどもセッティングされており、ただのオフ会とは思えないような規模なのだが、コレが何だったのかは全く不明。

 

 

 

 

 

 

 


 


そして市内散策を再開・・・と、言いたいところなのだが、実はこの段階で全く現金を持って居らず、先ずはATMを求めてBANKらしい建物に入ってみるのだが・・・


内部は銀行と言うよりも、如何にも企業のオフィスといった感じで、受付のお姉さんに「ATMは無いわ」と言われてしまう。

その後もあちこちATMを探し回るのだが・・・なかなか見つからず。
そして何故か「CASHMERE」という文字を見て、「CASHというのだから両替所が何かかもしれない」と訳のわからない勘違いをして突入してしまう有様。(※CASHMERE=カシミア)


最終的にトヨタの看板のあるビルでようやくATMを発見。(しかも実はホテルの真横)


ただモンゴルのATM・・・一回あたりに引き出せる上限金額が日本円で8千円程度低めなのでと何かと面倒。
※ATM利用毎にチャージが掛かるタイプのカードだと目くじら立てる事になるのだろうが、私の場合その辺りも織り込んで都度チャージの掛からないカードを持っているのでまあ問題なし)
※また結論から言うと、地方も含めてクレジットカードの通用度が高い国なので、手元に数千円の現金があれば何とかなる、というのもまた然り)






そしてようやく市内散策を再開



妙にエキゾチックなコスチュームのマルコ・ポーロ像を眺めて



妙に頑張っている感のあるデザインのビルを横目に



次の目的地へ到着


しかしここは裏側・・・


横門や


空港をイメージしたレストラン(?)などを眺めながら



ぐるっと回って正面へと到着


ここはチョイジンラマ寺院博物館という施設なのだが、20世紀始め、共産主義政権に移行する前段階で化身ラマを頂く立憲君主制だった時代に皇族の寺院兼宮殿として立てられた建物。
ちなみにラマのメインの寺院兼宮殿は共産主義政権下で破壊され、先ほど訪れた政府宮殿やスフバートル広場がその跡地との事。

残念ながら内部の写真撮影は出来ないのだが、チベット密教の流れもあり、真言宗寺院や吉野の金峯山寺にも通ずる雰囲気なのだが、やはり日本と比べるとかなり煌びやかな感じだろうか。そして何故かそこはかとなく天平の雰囲気も併せ持っているのが不思議なところ。
また寺院だけでなく、宮殿という側面もあることから、ラマの御座所などあるのが特徴かも知れない。

一応、門前に貼ってあったパンフレットを写した写真だけ・・・

 

 

 

 

 

 

 


 


そして再び散策を再開するのだが・・・ここでwhatsappに連絡が入り、この先でちょっと寄り道をすることに。


先ずは味のある中央郵便局兼電電公社(?)ビルを横目に



ウランバートルのメインストリート(?)と覚しき道を歩いて行く



途中でユニクロの看板を見かけたのだが・・・


何故かH&Mも一緒になっていたりして、色々と謎。
おそらくパチものの類いでは無く、ユニクロやH&Mの商品を輸入して販売している店舗だと思われるのだが、中に入って確かめるには敷居の高い小さな店だったので、素通り。


社会主義時代から残って居るであろう味のある建物を眺めつつ



国営デパートへと到着


建物は共産圏の国営デパートらしい厳めしい雰囲気の外観ではあるのだが、駐車場はトヨタ車(しかも日本の中古の右ハンドル車ばかり)で埋め尽くされるほど賑わっている。しかも一階にはペッパーランチの店舗が見えていて、気分的な敷居は低い。


で、内部は・・・


何というか、日本の地方都市の駅前にあるデパートと言った感じ。


そしてエスカレーターは関西方式(笑)



生活用品コーナー


カメラコーナー


キャンプ用品コーナー


と、まあそれこそ地方の駅前デパートくらいの品揃え。


そして1階にはスーパーマーケットが入っており


圧倒的に韓国製品のシェアが高そう。
(というか、この国は韓国製品が本国仕様のまま(つまりハングル表記のまま)売られているケースが圧倒的に多い。)


しかしこんなコーナーもあって


日本円にすると約¥170均一のコーナーということになり、意外とお安い感じ。


そしてお酒コーナーには・・・


昨日ホテルのバーで飲んだ牛乳ウォッカ「シグデリ」をはじめ、ヤク乳酒やヤク乳ウォッカなど、ローカルなお酒も色々と揃っている。

基本的にはスーパーマーケットなのだが、やはり首都の伝統ある百貨店内の店舗と言うことで、後から振り返ってみると他のスーパーと比べて高級な品揃えになっており、お酒に関しては空港免税店クラスの品揃えと言っても過言では無い感じ。
ちなみにこの国の他のスーパーは、コストコ・・・とまでは行かないまでも、都市部の昔のトポス程度の規模のホールセール店と、ローカルエリアのコンビニに毛が生えた程度の店舗にキッチリ分かれる感じ。
ただしお酒に関しては一般的な国産穀物ウォッカや国産ビール、韓国系チューハイがメインで、こうしたローカルスペシャリティを揃えているのは百貨店内の店舗か空港免税店くらいだろうか。


とは言え、まだ散策は続くうえ、まだモンゴルの旅は始まったばかり。お酒を買い込むのは早すぎるので、何か喉を潤すものを・・・と思ったのだが、レジが長蛇の列なので諦めて、近くの韓国系コンビニでローカルな炭酸飲料を購入。


ちなみにこの国のコンビニはCUがGS(どちらも韓国系)ばかりで、商品も半数以上が韓国向けのものをそのまま売っている感じ。

 

 

 

 

 

 

 


 


そして先ほどwhatsappで連絡のあった某所に立ち寄り。

如何にもな旧共産圏集合住宅の中の事務所へとご挨拶。



殺風景な建物とは正反対で、距離感がバグったようなモンゴル人の歓待にちょっと驚き。
(何というか、モンゴル人はとにかく距離感が近く、昔クラスに一人は居たような「やたら距離感が近く、妙に馴れ馴れしい同性のクラスメイト」的な距離感で標準なのである。)

 

 

 

 

 

 

 


 


で、実を言うと、この先に見所スポットがあるのだが・・・
ただ周囲をグーグルマップなどで見る限り、路地の入り組み方や密集度合いなどスラムっぽい雰囲気もあり、このまま徒歩で散策を継続して良いのか躊躇していたのである。
しかし先ほど、事務所でモンゴル人に確認したところ、特に問題は無いとのことで、このまま徒歩で散策を継続することにした次第。


中央分離帯のこんな歩道を歩いていくと



遠くに目的地が見えてくる



こんな門をくぐり



こんな敷地へと進んでいく


ここはガンダン・テクチェンリン寺という寺院で、18世紀に建てられ、モンゴル仏教の僧侶養成の総本山としての役割をになっている寺院。


なので、敷地内にはそんな僧侶養成大学が大々的に建っている。



但し観光客には縁の無い施設なので、ここの寺院の目玉でもある全長25mという巨大な観世音菩薩像が安置されているお堂へ。


ただ残念ながら写真撮影は出来ず、パンフレットにも仏像の頭部の写真しか掲載されて居らず、お見せできるような画像は無さそう。
とは言え、このサイズ感の建物に全長25mの仏像が収められているとなるとなると、かなり見上げるような形になってしまう。

なお共産主義政権下では宗教は弾圧され、僧侶は粛正され、この仏像もソ連に持ち去られてしまったのだが、後年に返還されたという歴史もある。
ただこんな巨大な仏像、どうやって持ち出して、どこで保管していたのだろう・・・


なおこの寺院の画像はないのだが、何だかデジャブを感じるものがあって・・・記憶を手繰ると、秋田県の「赤田の大仏」


床面積の狭い建物に背の高い仏像を安置して見上げるように参拝する・・・少し例えがローカル過ぎる気はするのだが、判る方には判るかと・・・(苦笑
※なお赤田の大仏は全長9m程なので、実際のサイズは更に3倍近いサイズ感という事になる。


で、参拝を終えて、ここから市街地へショートカットする無舗装道があるのだが、ここが地図で見る限り特にスラムっぽいエリア。



ただ現地を歩いている限り、確かに街の雰囲気は・・・なのだが、観光客も多く歩いており、日中ならまあ問題はなさそう。

 

 

 

 

 

 

 


 


そして無舗装路を抜けると、妙に派手な寺院とホリデーインという妙な組み合わせが目に飛び込んでくる。


ここのホリデーインも宿泊先の有力候補だったのだが、現地の治安状況が今ひとつハッキリしない事もあって、中心部のベストウエスタンを選択した次第。
※結論から言うと、ホリデーインでも良かったのだが


そして大通りを歩き


頃合いを見計らって脇道に逸れて


賑わいのあるエリアを歩き


社会主義時代の名残を感じながら歩き

 

 

 

 

 

 

 


 


広場の一角のこんな建物へと到着。


ここはザナバザル美術館という仏教美術にフォーカスした美術館。
とは言え、美術館とはいってもモンゴル仏教史がメインなので、歴史色の強いミュージアムである。

ただここも館内撮影不可なので、画像は無し。
なおココのショップはコンパクトながら、ノマドアート(羊皮に描かれた絵など)も扱っており、しかもきちんと値札が付いて良心的な価格設定なのが有り難いところ。
(ここで相場を掴んでおくと、後々価格交渉などに役立つかも知れない。)

 

 

 

 

 

 

 


 


そして再び街を歩いて行くのだが、そろそろ遅いランチにしたいところ。



らーめんスープ、ひやむぎ、たくあん、みりん・・・という謎のチョイスに山崎ビスケットや肉の花正のロゴ・・・
流石にこんな怪しい店は避けるとして・・・(笑


しかしこんな時に限って、韓国料理店くらいしかチョイスが無く・・・どんどん歩き続けることに



するとこんな鳥居のある謎の公園があって・・・


ちなみにこの公園は「Асашёорюүгийн цэцэрлэгт хүрээлэн」というらしいのだが、英訳すると「Asashoryo Park」、つまり朝青龍公園というらしい。


とは言え、特にあの人物の銅像があるわけでは無く、地元の人の憩いの場といった感じのほのぼのとした雰囲気の公園。

 

 

 

 

 

 

 


 


そしてこの公園の横にレストラン街(?)があり


一番目に付くのが「YOSHINOYA」・・・つまりあの吉野家。

まあ昔から私のブログを見てくださっている方はご存じの通り、私は日本では吉野家とは絶縁中。
(BSE問題で牛丼が販売できなくなったときに、他社は豚肉を使った牛丼代替品を「豚どんぶり」「とん丼」などと、昔から存在する「豚丼」という北海道十勝の郷土料理に配慮していたのだが、ここの会社だけは最後に出てきてそれを無視して代替丼を「豚丼」と名乗った挙げ句、更にマイナーチェンジで「十勝風仕立て」などと名乗り本家と似ても似つかない妙ちきりんな商品を発売するという無神経さに嫌悪感を覚えるところ。あとそんなものにお墨付きを与えた某市長も・・・)

そんな訳で、国内なら絶対に選択肢に入らないのだが、軽くメニューを見ていると非常に気になったものがあって・・・いろいろ矛盾していることは百も承知で十数年ぶりに吉野家へ入ってみることに。




で、その気になったものというのがコレ


「MUTTON BOWL」つまり、「マトン丼」。ちなみにお値段は日本円なら¥540ほど。
モンゴルでは伝統的に子羊の間引きを行わないことからラムがあまり食べられないこともあり、羊肉と言えばマトンがメインなのだが・・・マトンと言えばクセが気になって苦手な人も多い食べ物。
(結論から言うと、モンゴルのマトンはそこまでクセは強くないので、比較的食べやすいかと)

で、そんなマトンを生姜焼き風に仕立てたものを、サラダと一緒に丼に盛り付けた品。
肉の方は、多少クセはあるのだが、個人的には「風味がある」といえる範囲かと。逆にジンギスカン好きには少し物足りないのかも。あと生姜焼き風の味付けが絶妙に臭みを消している部分はありそう。但しジューシーさはあまりなく、ややパサパサさ感があることは否めないだろう。
そしてドレッシング(笑)に和えられたサラダが標準装備されて言うのは、この国の食生活ではありがたい限り。
但しコメはジャポニカ米ではあるものの・・・台湾の蓬莱米の足下にも及ばない感じで、これはちょっとガッカリ。


と、吉野家でランチを食べたところで今回はココまで。続きは・・・気が向けば、と言うことで(苦笑