5月お疲れ様でした。
新卒の皆さんは最初の1ヶ月の目標は無事達成できたでしょうか?
私は一部の新卒の達成報告会だけ立ち会いましたが、やっぱり良いもんですよね。
自分が社会人として掲げたはじめての目標を達成することによって改めてつく
自信もあったのではないかと思います。
また、不思議と最後の最後で、想いが仕事に乗って、
達成をした、なんて人も新卒の方の中にはいたのではないでしょうか。
私は自分なりに整理をして、「成長し続ける」ためには、
人生・仕事の結果=人格×スタンス×能力だと自分なりに整理しています。
が、ちょっと分かりづらい(笑)ので、稲盛さんの方程式にします。
今日は、聞いたことがある人も多いかと思いますが、新卒、若手向けに。
京セラ、JALを復活させた日本の名経営者・稲盛さんの
人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
について書こうと思います。私が20代の時にすごく感銘を受けて、
大事にしてきた内容です。
(2000年代に「今日の一言」で書いていた内容をリバイス)
「考え方」:
生きる姿勢や物事の捉え方のこと。
(点数はマイナス100点からプラス100点)
「熱意」:
モチベーション、やる気や情熱を持って努力できるかということ。
(点数は0点から100点)
「能力」:
頭脳や運動神経、身体的特徴、身につけた技術的なスキルなどのこと。
(点数は0点から100点)
【この方程式のポイント】
①成果を上げるために必要なものは上記3つの要素が必要である。
能力があっても、それだけでは大きな成果を上げることはできない。
そこに「熱意」と「正しい考え方」が加わることで初めて大きな成果につながる。
②「考え方」についてのみ点数が「マイナス」になることがある
どんな人でも「熱意」と「能力」がマイナスということはありえないが、
「考え方」に関しては人に害をなしたり、破滅を招くようなマイナスの
考え方をする場合がある。
③全てが「かけ算」である
この方程式では、各要素を「足し算」ではなく「かけ算」で計算している。
つまり、ほんの少しの違いが結果に大きな違いを生むことになるわけです。
また、高い能力と熱意を持った人が誤った「考え方」をしたら、より大きな
マイナスの成果を生み出してしまうということにもなるという点もポイントです。
歴史上で言えば、ヒトラーなどはこれがすごく当てはまるわかりやすい事例かと思います。
【例①】 能力は高いが、熱意や考え方が低い
考え方(10点)×熱意(10点)×能力(80点)=人生・仕事の結果(8,000点)
【例②】 能力は低いが、熱意や考え方が高い
考え方(80点)×熱意(80点)×能力(10点)=人生・仕事の結果(64,000点)
【例③】 能力も熱意も高いが、考え方が低い場合、考え方のみマイナスとなる
考え方(-80点)×熱意(80点)×能力(80点)=人生・仕事の結果(-512,000点)
【例④】 全てが高い場合
考え方(80点)×熱意(80点)×能力(80点)=人生・仕事の結果(512,000点)
各要素の数値を変えることで、「仕事・人生の結果」が驚くほど変動します。
特に「考え方」がマイナスになってしまうと、どう頑張っても「仕事・人生の結果」
がマイナスになってしまうところが、この方程式が良くできていると言われる所以です。
では、この「考え方」ってなんなんでしょうか?色々な側面があります。
人としてどうあるべきか、何を成し遂げたいかもそうですし、
社会人としてどうあるべきか、何を成し遂げたいかもそうです。
例えば皆さん。
人生という山に登るとき、たった一回しかない人生、
平坦な草原を歩き続けようと思うのであれば、ハイキング気分で良いでしょう。
富士山に登りたいと思うなら、それなりの準備がいるし、体力もいります。
エベレストに登ろうと思えば、それに勝る完璧な装備(戦略、戦術、チーム、)が必要になります。
高い熱意、能力があったとしても、考え方が弱ければ人生・仕事の結果は小さくなるが、
考え方が強ければ、大きければ、人生・仕事の結果は大きくなるということです。
長くなりましたが…。
全社員が 考え方×熱意×能力を高い水準で持てていれば、皆さん一人一人の人生・仕事の
結果は大きくなるし、その集団であるネオキャリアグループはそれだけのことを成し遂げるでしょう。
逆に言うと、一人でも、二人でも、考え方がネガティブな人がいた場合、(いないと思いますが、)
・仕事なんてお給与をもらうためにやるものだ
・仕事はつまらない、きつい、苦しい、で止まってしまい改善するアクションに落ちていない
・自分さえ良ければ別によい
こういった考えを持った人材の集団は、それだけ人生・仕事の結果は小さいでしょうし、
当然我々グループもそうなります。
最終的に大切なことは、
生き様、どうありたいか、どうなりたいか、何を成し遂げたいか。
だと私は思います。
一人ひとりが人に語れる、人に誇れる、人が惹きつけられる、そうした人材であってほしいです。
さて、話がそれましたが、今期19期も3分の2が経過しました。
「理想は高く、現実は泥臭く」
※写真は2019年の入社式のものです。
配属初月が終わったので改めて初心に戻ろうという意味も込めて、、
ということで、残り全勝!で今期気持ちよく終えましょう。