犯罪多発都市であったニューヨークで、1990年代から2000年代にかけて行われた“割れ窓理論”をはじめとするあらゆる施策は犯罪件数を激減させました。

その後もIT技術と使った“リアルタイム犯罪センター”なども注目を浴び、また防犯カメラなどの有効性も十分認識されていきますが、やがて犯罪件数は下げ止まりとなっていきます。

そこで個人レベルでの防犯システムへの要求が生まれ始め、2010年あたりから、スマートフォン(モバイル機器)を使った防犯アプリが出始めました。

ライブカムを使った監視カメラビュー”ワールドワイドライブカム“や、

2013 “Surv” という現在地周辺の監視カメラの位置情報アプリなどはひろく知れ渡っています。

(ただし、“Surv”の方は2013時点映像の視聴はできない)

 

そこへ2014あたりから盛況となったGoogle Glassなどのウエアラブル端末は、個人の利便性を前面に押し立ててPRを行ってきましたが、当然識者によってプライバシー保護、人権問題や、法律規制など、様々な問題点を指摘されます。

 

ですがそれから数年後” World Memories ”が“ SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”によって防犯の観点から様々な制約に風穴をあけました。

 

それは各国の法規に対応した情報共有システムと、ドライブレコーダーやスマホなどのライブビデオ、Google Glassなどのウエアラブル端末からの情報との結合を“ SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”が可能としたことによります。

 

確かに、たとえ防犯をうたったにしても、世界共通の土俵上では写真や、音声、ビデオの無差別情報収集は目的があまりにも曖昧であり、プライバシー、肖像権、人権などが侵害される。

そこで” World Memories ”は、ある国においてこのユニークな“ SEE(Sparrow Eyed Earth)システム ”を国家、経済団体、公的治安機関と共同で推進、導入し、実績を作ることに成功したのです。

 

これが、独創的な防犯システムに関するプロジェクトを進めていた巨大企業の羨望となり、多くの制約で小回りが利かなくなっていたこの企業は、取り込みよりバックボーンの一端を担う道を選びます。そしてこの情報がリークし、一気に関連企業などが参入し”World Memories”はグローバルセキュリティ企業体” World Remembers ”となりました。

 

そして”World Memories”はグローバルセキュリティ企業体”World Remembers”となることで、

“ EEE (Eagle Eyed Earth) システム ”の公的防犯カメラデータ管理よりも遥かにビックデータを処理、検索できるシステムの開発が可能となり、やがて開発される“ little AI ”との関係が深まっていきます。