夏だ!!猛暑だ!!怪談話①
最近、周年準備やら体調不良やらで全然ブログを書いていなかったので書きます。
夏という事なので、私の実体験をもとにした怪談話を少し。
もし、そういったお話が苦手な方はこの先読まないで下さい。
ちなみに、私は全く霊感などの特殊なセンスは持ち合わせておりません。
私が、一回目の車の免許を取得した18歳の頃。(峠やら攻めてて免取りになりましてん…)
カラオケのアルバイト先の友人達4人と、真夜中の仕事あと
近くのドライブインにごはんを食べに行き、ついでに飲んだビールが少し回った勢いで誰かが、
『肝試し行こうや!みんなで、権現湖いこうぜ!』
と言い出した。
権現湖とは、地元姫路を少し東、神戸方面に向かった山奥にある湖。
昔から、ヤ○ザの方々がコンクリート詰めにしたドラム缶を沢山沈めたと言われる深い湖。
幾つもの逸話があり、子供の頃から車の免許を取得したら根性試しをしにいくメッカである。
『そやなあ。いっちゃう?』
『そらいくやろ!?』
『みんなで車一台でいこうやっ』
『おっけ~とりあえずビール買ってきたから飲みながら行こうぜ!』
と、4人はバリバリ酒気帯び運転で車を東へ走らせた。(20年前なんで時効として許してくだしゃい。今は絶対してません!)
車は一時間ほど走り、少しずつ山中に入ってゆき
道が段々くねくねとしたワインディングロードへと続く。
その右側には、真夜中ゆえに真っ黒な湖が下の方に見え始め、
民家などない左側には、街灯もまばらにしか設置されていない竹林や小さな河川が見え隠れしていた。
私は助手席に座り遠くに見える街灯を目で追っかけながら、
次第に近づくにつれて
おぼろげにその光の中に浮かぶ人影に焦点を合わせていた。
車内はしばらく前から静まり返っている。
4人を乗せた車はその街灯を静かに通り過ぎ、
10m、20mと、離れていく。
ほんのしばらくの沈黙が、私にはとても長いものに思えた。
誰も口を開かなかった。
いったいいつまで、1人でこの事を背負うのだろう。
私が心でそう思った瞬間に、自然と言葉が漏れていた。
『なぁ。見たか?』
すると、後部座席の先輩が
『小島。まだ言うな。
気持ちは分かる。けど、まだそんなに離れてない。』
それを聞いた別の友人も、
『とにかく走ろう。
この先ずっと進もう。同じ道戻るんはいやや。』
と声を高ぶらせて言った。
次第に民家がちらほら見え始めてきた時に私は恐る恐る聞いた。
『人いてたよなあ?』
『うん。おった。』
『黄色い古臭いワンピース着て、日傘さしてたよなあ。』
そもそも、真夜中2時過ぎに1人で山奥の街灯の下で日傘をさした女性がいる事自体が不自然である。
私が、
『顔見た?』
と聞いた。
車内が凍りついた。
『たぶん見間違えてないんやけど、
顔、がいこつやったやんなあ?』
そうなのだ。
車内の4人全員が通り過ぎる時、車から2メートルほどしか離れていない女性の顔を見ていたのだ。
私は、明らかに白骨化した女性の窪んだ目の穴と目が合った。
それから車内では、その話題を少しして皆、口を閉ざした。
あまりにもはっきりと全員が見すぎて、
思い出したくなかったのだ。
あれ以来、権現湖には足を向けていない。
NEO SHOT BAR
(ネオショットバー)
~深海の洞窟
&
BAR l'asil
(バーラジル)
~かいどうの屋根裏
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夏という事なので、私の実体験をもとにした怪談話を少し。
もし、そういったお話が苦手な方はこの先読まないで下さい。
ちなみに、私は全く霊感などの特殊なセンスは持ち合わせておりません。
私が、一回目の車の免許を取得した18歳の頃。(峠やら攻めてて免取りになりましてん…)
カラオケのアルバイト先の友人達4人と、真夜中の仕事あと
近くのドライブインにごはんを食べに行き、ついでに飲んだビールが少し回った勢いで誰かが、
『肝試し行こうや!みんなで、権現湖いこうぜ!』
と言い出した。
権現湖とは、地元姫路を少し東、神戸方面に向かった山奥にある湖。
昔から、ヤ○ザの方々がコンクリート詰めにしたドラム缶を沢山沈めたと言われる深い湖。
幾つもの逸話があり、子供の頃から車の免許を取得したら根性試しをしにいくメッカである。
『そやなあ。いっちゃう?』
『そらいくやろ!?』
『みんなで車一台でいこうやっ』
『おっけ~とりあえずビール買ってきたから飲みながら行こうぜ!』
と、4人はバリバリ酒気帯び運転で車を東へ走らせた。(20年前なんで時効として許してくだしゃい。今は絶対してません!)
車は一時間ほど走り、少しずつ山中に入ってゆき
道が段々くねくねとしたワインディングロードへと続く。
その右側には、真夜中ゆえに真っ黒な湖が下の方に見え始め、
民家などない左側には、街灯もまばらにしか設置されていない竹林や小さな河川が見え隠れしていた。
私は助手席に座り遠くに見える街灯を目で追っかけながら、
次第に近づくにつれて
おぼろげにその光の中に浮かぶ人影に焦点を合わせていた。
車内はしばらく前から静まり返っている。
4人を乗せた車はその街灯を静かに通り過ぎ、
10m、20mと、離れていく。
ほんのしばらくの沈黙が、私にはとても長いものに思えた。
誰も口を開かなかった。
いったいいつまで、1人でこの事を背負うのだろう。
私が心でそう思った瞬間に、自然と言葉が漏れていた。
『なぁ。見たか?』
すると、後部座席の先輩が
『小島。まだ言うな。
気持ちは分かる。けど、まだそんなに離れてない。』
それを聞いた別の友人も、
『とにかく走ろう。
この先ずっと進もう。同じ道戻るんはいやや。』
と声を高ぶらせて言った。
次第に民家がちらほら見え始めてきた時に私は恐る恐る聞いた。
『人いてたよなあ?』
『うん。おった。』
『黄色い古臭いワンピース着て、日傘さしてたよなあ。』
そもそも、真夜中2時過ぎに1人で山奥の街灯の下で日傘をさした女性がいる事自体が不自然である。
私が、
『顔見た?』
と聞いた。
車内が凍りついた。
『たぶん見間違えてないんやけど、
顔、がいこつやったやんなあ?』
そうなのだ。
車内の4人全員が通り過ぎる時、車から2メートルほどしか離れていない女性の顔を見ていたのだ。
私は、明らかに白骨化した女性の窪んだ目の穴と目が合った。
それから車内では、その話題を少しして皆、口を閉ざした。
あまりにもはっきりと全員が見すぎて、
思い出したくなかったのだ。
あれ以来、権現湖には足を向けていない。
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(バーラジル)
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