天国へのライセンス | 真夜中の深海Bar

天国へのライセンス

『ネオX'mas Jazz LIVE Night』

次回ライブ日時は、
2009年12月17日(木曜日)
お気軽に来てね~♪

※今回のクリスマスライブもトリオにてご提供いたします!!
☆★☆★☆★☆★☆

『年末年始営業日のお知らせ』

NEO SHOT BAR~深海の洞窟

12月30日(営業最終日)
12月31日(お休み)
1月1日(お休み)
1月2日(お休み)
1月3日(お休み)
1月4日(営業開始日)


BAR l'asil~かいどうの屋根裏

12月30日(営業日)
12月31日(営業日)カウントダウンあります♪
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よろしくお願い致します。

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私がまだ20代だった頃の話。

会社の同期達と20人ほどでバーベキュー大会をやり、
私がその会の写真係をしていた。

楽しくバーベキューを終えて、撮影した写真は約50枚ぐらい。

私は、次回の同期会にそれを現像し持って行く約束をして、その場は流れ解散した。

そして、1ヶ月ほど過ぎて同期会が開催された。

写真自体は、もうとっくに現像に出していたのだが
仕事が忙しくてなかなか取りにいけず、当日同期会前に取りに行った。

写真屋さんでは、中身の確認を待ち合わせの時間の関係上、大して出来ず
約束の時間直前に、会場の居酒屋さんの入り口で
やっと袋から写真を取り出し中身を確認した。

一枚、二枚とめくっていくと楽しそうな光景が非常に良く写っている。

ところがである!

六枚目をめくった私は驚愕した。

そこには、同期の中でも超プライドが高くスーパードSで

『ブサイクは人間じゃない』

と豪語する、男を物としか扱っていない女の子が、
死ぬほどブサイクに写っているのだ。

田舎から出てきた私は、同期が好きだった。

知らない土地での何よりの知人達であった。

プライドの高いドSの女の子は、この写真を見ると一気にふてくされ
この会が見る間にしらけてしまうのが容易に想像できた。

しかも、さらに良く見ると彼女の隣には
これまた著しくぶっさいくな『おばけ』までもが親切丁寧に写っているではないか。

『こりゃあかん。ええとこなしや…』

そう思った時である。

『おうっ!小島~今来たん?』

と、同期の友人が後ろからやってきた。

私はとっさに営業カバンの中にその写真全部を隠した。

何事も無かったかのように、その友人と店に入り皆と合流した。

例の彼女はもうすでに飲み始めていたようで、

『おっそいなぁ~自分ら~!ここの飲み代自分らで持ちや!』

と、いきなり猛威を振るっていた。

私は写真の事には触れず、この場をやり過ごそうとした。

すると、その彼女が

『小島になんか頼んでなかったっけ~?』

と、不穏な事をかなり酔っ払いながら言い出した。

『さあ…。なんやろ…』

と、とぼけていたのだが

『なんや頼んだで…えっと…なんや…ほら…こないだ…なんや』

と、思い出さんでもいいのに

『なんや、なんや』

言いながら思い出してしまったのだ。

『ちょ~写真早よ見せぇ~なぁ~早よ~』

私は、とっさに

『あ~ごめん。忘れてもたわ』

と言い返してした。

すると、そのスーパードSな女の子が

『は?もしもし?大丈夫??頭健康?』
と、そのパワーを惜しみなく発揮してきた。

『ごめんごめ~ん』

と言うと、

『なに座ってんの?早よ取りに行ってきぃ~や~!』

と、さらに追い討ちをかける。

実際距離にしても地下鉄で8駅もあるのに、取りに行けとは。

よっぽど、今営業カバンにあるブサイクな写真を出してやろうかと思ったが
昔の人の言葉で、

『善いことをすれば天国へ行けます』

と言うのを思い出し、
そんな彼女を守る事にした。

彼女は、そんな私の気苦労など露知らず
それからも変わらずのさばっていた。

その時、また昔の人の言葉を思い出した。


『これでいいのだ。』


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