小学生時代の教訓3 | 真夜中の深海Bar

小学生時代の教訓3

随分前に一人で馴染みのバーへ飲みに行った時の1コマ。

その日、カウンターには上司らしき人と、その部下の主任らしき人と更にその部下の平社員らしき人の3人が、
なにやらその日あった会議について語り合っていた。

以下わかりやすく順に『上司』はA、『主任』はB、『平社員』はCとさせて頂く。


上司『お前なんでここではそんだけ人にもの言えるのに、会議で言わんねん!』

平『すみません。言えるメンバーと言えないメンバーがあるもんでして。』

上司『そんなもん誰の前でも一緒やないか!』

主任『いや~それはちゃうと思います。』
上司『なんでや?』

主任『Aさんは人前でもたじろがず、堂々と話出来はる人やないですか?
そんなん普通の人はなかなかできませんよ。』

上司『そんなことあるかいなぁ~。
俺かて人前でたら緊張するっちゅうねん。
そら、Bの買い被りすぎやで。』

平社員『僕もBさんと同意見です。
Aさんのそれは生まれながらの才能だと思います。』

上司『そ、そうかぁ?
ほなまぁええわ。
それはそうとCよ。
あの案件の見積もり書、ありゃいったいなんやっ!ひどすぎるやないかっ!』

平社員『すみません。自分なりにやってみたんですが…。』

主任『いやAさん、普通あんな感じになると思いますよ。』

上司『なんでや?』

主任『Aさんは見積もり書のプロです。本当に寸分狂わない見積もり書を作れる才能を持ってはります。
あれも生まれつきですわ。
僕ら持ってない才能ですわ。』

平社員『僕もBさんのおっしゃる通りや思います。数字のマジシャンやと思います。』

上司『そうかなぁ。自分では意外と気づかんもんやなぁ。
普通や思てたわ。
おいっ!お前ら飲んでるか?好きなん飲んだらええぞ。』


ただの一度も部下を叱る事の出来なかったご機嫌な上司は、
賢い部下の言葉に身を委ねて、
今宵も快楽のまどろみに堕ちてゆく。

そんな彼から今日部下に贈られた物は、
決して重みのあるお説教ではなく
高いお酒と鼻歌であったことは間違いないだろう。

そして、高いお酒なんか毛頭興味などない賢い部下は、
上司の器の計測を終える。

近い将来、上司はふと目が覚めると
その立場が逆転している事を今は知る由もない。


敵はいつも笑顔で近くにいる。

私の小学生時代の教訓は
飲む席でもまた適応される事となった。

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