ネオのドア | 真夜中の深海Bar

ネオのドア

ネオのドアにチャイムをつけました。
お客様がご来店されるとカランコロン鳴るあれです。
当店は一人でお店をまわす事が多いので、店の奥の厨房に入っている時には大変重宝します。
店を始めて7年になるのに、最近やっとつけました。
今から4年ほど前に一度チャイムを買って付けたのですが、スタッフで島根県出身の某、K部竜Gに
『そんなもん付けてどうするんですか!?もし、誰も来てないのにチャイムがなったら、その責任どうとってくれるんですか!!』
と言われ、責任を取りたくないので外しました。
その時彼は望まないのに身に付いた『霊感』にとても怯え、悩み苦しんでたのでした。
僕はそんな彼の隣で温かい微笑みを浮かべていました。
ま~所詮は他人ごとです。
でも、彼の言うとおり勝手にチャイムが鳴るのはいやだなあと思いました。
そして同時に、そんな『霊感』のあるK部竜Gの事も少しいやになりました。
あれから4年、やっと付ける事に踏み切ったのは、某K部竜Gがちゃんと比叡山で修行をして、そのシックスセンスをコントロール出来るようになったからです。
でも先日一緒に働いた時に、
『また付けはったんですか?』
とか、
『あの音気になりますね』
など、いやな事ばかり言ってきました。
でも僕は全無視しました。
とても勇気がいりました。
するとK部竜Gは
『そうですか~』
と言って、劣等感の塊みたいな目で僕を見続けていました。
負けそうでした。
おしまい。