夢のつづきを… | 真夜中の深海Bar

夢のつづきを…

1日の終わりに、大抵の人は眠りにつく。
私が十代の頃、ゴールデンタイムのテレビ番組で『ザ・ガマン』という今考えれば有り得ない内容の番組があった。
何日間なにも食べずにガマンできるか?
何時間灼熱の太陽の下、砂浜に仮設で建てられたビニールハウスに入ってられるか?
そして、何時間眠らずに起きてられるか?
どれもこれも救急隊が常時スタンバイし、緊迫した現場でのロケだ。
そして撮影終了後、脱水症状などに陥った挑戦者たちを病院へ搬送していく。
優勝者ですら、終わった後は負けた人みたいな顔をしている。
『何時間眠らずにいられるか』
という企画の時は、えげつなかった。
じつにつまらない映画鑑賞とお腹一杯の食事と坊さんの説教を何日間も聞かされる。
それでも4日間起き続けた人いた。
最後は意識朦朧としながら優勝をゲットしたのだが、したとたん寝たので勝利のインタビューも無くとても締まりの悪い番組のエンドロールとなった。
話しは逸れたが、そんな人達は夢など全く見ず、深い眠りにつくのだろう。
でも我々は睡眠時、常にレム睡眠とノンレム睡眠を周期的に繰り返し、レム睡眠の時にはほんの数秒間夢を見る。
医学的見解では実にたった3秒ほどの出来事らしい。
かく言う私は、かなり沢山の夢を見る。
私が転職を繰り返し、ほんの少しプ~太郎をしていた時期に、『夢日記』たるものをつけていた。
夢から覚めた瞬間に枕元に置いておいたノートに今見た夢を書き留めていくのだ。
書いたらまた眠る。
んで、起きて読むとなんとなくだが覚えているのだ。
ただ、朝に読み返す夢日記は実にさむい…。
もう恥ずかしくて幼稚で、それでいて登場人物むちゃくちゃで見ちゃいられない。
夢の中では走るのめっちゃ遅いし、喧嘩したらパンチも重い。
ほんでよく高い所から落ちる。
夢占いで調べたら高い所から落ちる夢はいい事らしいが、リアルで嫌だ。
最近は夢の中でこれが夢なのかどうなのかわかるようになってきた。
更に修行を積んで、もう一つテクニックを取得した。
楽しかった夢の続きを見る事が出来るようになったのだ。
いわゆるセーブ機能とポーズ機能をゲットした!
もしかすると、近い将来、人の夢を液晶ディスプレイで覗くことが出来るようになるのではないだろうか?
そんな時代が来るまでに夢を自分でコントロール出来るようになっていなければ、他人に自分だけの自分勝手なエロい夢を無許可で見られてしまうかもしれない。
それは夢日記を見られるより数百倍ダイレクトで恥ずかしい事だろう。
でも好きな人が見ている夢はこっそり覗き見してみたいものである。